コンテンツアナリストでデジタルハリウッド大学院の教員を務める吉田就彦さんは11月11日、デジタルハリウッド同大学院(千代田区外神田1)で、「ヒットプロデュース能力開発演習」の研究発表を行う。
内容は、ヒット作品を生み出すプロデューサーがどのような能力を身に付けているのかを研究したもの。昨年行われた「デジ☆フェス」での中間発表をもとに作成した、EQ(Emotional Intelligence Quotient=情動指数)による能力測定プログラム「DPHPプログラム」を使い、今年4月からデジタルハリウッド大学とデジタルハリウッド大学院での授業で実施した。今回の研究発表は同大学院の研究発表イベントの一環で開催。時間は13時から。
吉田さんは1957年生まれ。早稲田大学理工学部卒。1979年キャニオンレコード(現ポニーキャニオン)に入社して以降、制作ディレクターや宣伝プロデューサーとして、「チェッカーズ」や「おニャン子クラブ」、のほか「だんご3兄弟」などのヒットを手かけた。同社退社後はデジタルガレージ(渋谷区)に取締役副社長として入社。著書には、「ヒット学-コンテンツ・ビジネスに学ぶ6つのヒット法則」(ダイヤモンド社刊)がある。