「アキバ型」携帯電子書籍サイトが開設-いつでもどこでも同人誌

画像=サイトイメージ

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 秋葉原総合研究所(千代田区岩本町3)は3月17日、「アキバ型携帯電子書籍ダウンロードサイト『ドリマガ』」を開設した。

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 「ドリマガ」は「個人が描いた自由な表現を携帯電話でいつでもどこでも閲覧できる」ことをコンセプトに掲げたダウンロードサイト。同人誌をメーンコンテンツとして提供するのが特徴。「アキバ型」は、主なコンテンツとして創作作品を扱うことを意味するという。

 同サイトは、ユーザーが会員登録をすることで希望の同人作品をダウンロードすることができる仕組みで、支払い方法は電子マネー「BitCash」に対応する(一部コンテンツは会員未登録でも閲覧可)。ダウンロード後は作品がマイページに保存され、好きな時に作品を閲覧することが可能。ユーザーにイベントで売り切れてしまった同人誌を後から購入できるなどのメリットがある。販売価格は500円ほか。

 一方の同人作家サイドには、印刷代の節約や在庫リスクを背負わないですむというメリットがあるほか、作品の販売価格は作家が自由に設定できる。委託手数料は3割(設定価格が500円未満の場合は150円)。

 同社寺尾社長はサービス開始について、「CGMや投稿型コンテンツが主流化するネットのサービスの潮流を踏まえ、従来のコアユーザなど限られた人間だけが楽しむものというイメージの強かった同人作品と携帯で書籍を読む習慣の広がりを組み合わせることで、新しい携帯電子書籍市場を切り開きたい」と話している。

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