マイスペース(港区)は3月27日、ビジョンセンター秋葉原(千代田区神田淡路町2)で同社が運営するSNSサイト「MySpace」の開発者向けプラットフォームの公開と事業戦略に関する会見を行った。
マイスペースは2004年1月にアメリカでスタートしたオープン型SNS。今年1月に就任した大蘿(たいら)淳司社長は自身の事業戦略として、エンターテインメント系SNSとしての展開を目指すと話した。更に、今まで技術が無ければ活用できなかったインターネットをこれからは発信したいものがあれば好きなように発信できるよう、技術的にサポートするサービスを充実させ「『流すインターネット』から『作るインターネット』を日本市場で実現していきたい」(同氏)とコメント。
一方、同席したアメリカ本社の最高技術責任者エイバー・ウィットコムさんは日本で新しく公開する開発者向けの新サービス「MySpace Developer Platform」について説明した。同サービスはアプリケーションなどを制作する開発者を対象にMacromedia FlashのアクションスクリプトやJAVAスクリプトに関するサポートを行うほか、同SNS内で作ったアプリケーションを公開できるスペースの提供や自身の作ったアプリケーションを販売するなどして利益を得ることも可能にした。同氏は「ユーザーがアプリケーションを開発しやすい環境を提供していきたい」と言う。
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