当社は本年度より、代表取締役小松周平の就任をはじめとする経営体制の刷新、社名の変更、本社所在地の移転など会社としての体制を大幅に転換し、その後、財務体質と損益体制の大幅な改善、不採算事業からの撤退、M&Aによる事業体制の強化などを進めております。

そのような中で2024年６月27日に開催した定時株主総会において、医療福祉関連事業の事業領域の拡大を目的とした定款変更を決議したほか、2024年７月30日には大手医療法人グループとビジネスパートナーシップに関する契約を締結し、医療・介護施設へ福祉介護用品卸、給食卸・オペレーションサービス及び健康食品のコンサルティング業務を開始することに加え、健康食品に関する医療的観点のアドバイスを獲得し、健康食品（栄養補助食品含む）や、商品マーケティングへの活用を進める予定である旨を発表しております。これらの施策により当社は、従来の食品製造会社の枠を超えた、広義の「食」の会社となるべく大きなステップアップを図っております。

このたび国内で唯一、厚生労働省の認可を受け、病院食及び介護食のレシピ開発や調理教育を行う調理大学校とレシピに関するパートナーシップに関する契約を締結することを決定いたしました。
当社はこの提携により、当社が従来持ちえなかった厚生労働省の認可に則ったレシピに関するノウハウを得ることに加え、新たな当社ブランドの価値向上と、更なる事業領域の拡大を図ることができるものと確信しております。

１．提携概要
当社は、1975年に旧労働省所管の職業訓練校として開校され、1986年に職業能力開発促進法の改正により、旧労働省と奈良県の認可を得て、「調理師」と、世界で認められる「調理技能士補」の２つの資格取得を可能とし、厚生労働省の基準に則したレシピ開発を行っている奈良調理短期大学校とレシピに関する包括的なパートナーシップ契約を締結することといたしました。
まず、同大学校から病院食及び介護食に関する複数のレシピを獲得し、当社が2024年7月に提携を強化し、既に実施している大手医療法人及び2024年11月に発表した子会社化を予定している企業のクライアント向けサービスへ迅速な導入を進めてまいる予定です。また同時に、中期経営計画で盛り込んでいる一般消費者向け健康食品のラインナップも充実させ、販売に繋げてまいります。

２．提携先の概要
名前：奈良調理短期大学校
住所：〒630-8325 奈良市西木辻町191-2
代表者：理事長　田中 弘之

３．代表取締役社長 小松周平より
本パートナーシップによって、健康食品の商品ラインナップの充実だけでなく子会社化を予定している企業との大きなシナジー効果にも繋がる事を見込んでおります。当社の商品をいち早くお客様に体験して頂けるようこれからも迅速に有言実行してまいる所存です。


代表取締役社長　小松周平