プレスリリース

ホテル市場の全貌がひと目でわかる!未来の戦略設計に役立つ必携マップ「ホテル業界マップ2026」を公開

リリース発行企業:メトロエンジン株式会社

情報提供:

宿泊施設向けレベニューマネジメントツール『メトロエンジン』を提供し、宿泊業界のDX化や集客支援を行うメトロエンジン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:田中良介、以下メトロエンジン)は、毎年大好評いただいているホテル業界マップの最新版「ホテル業界マップ 2026」を作成し、運営するホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)https://hotelbank.jp/」にて無料で公開いたします。
宿泊・観光業界の最新トレンドを踏まえ、企業・サービスの選定見直しに加えカテゴリの追加・整理を実施し、変化の激しいホテル市場を俯瞰できる一枚として、業界関係者の戦略立案や市場理解に役立つ内容にアップデートいたしました。



※より鮮明な画像は、ホテルバンクの専用フォームからダウンロード可能です。

「ホテル業界マップ 2026」作成の背景

メトロエンジンが運営するホテル特化型メディア『HotelBank(ホテルバンク)』は、ホテル市場における各分野で実績を持つ企業・サービスを厳選し、「ゲスト・旅行者」と「ホテル・宿泊事業者」の二軸でカテゴリ別にマッピングした宿泊・観光業界のカオスマップ「ホテル業界マップ」を公開しています。本マップは、毎年その時々の市場環境を反映して掲載企業やサービスの選定を行っており、ホテル業界を構成・牽引する主要プレイヤーだけでなく、業界の最新トレンドや今後の動向を一目で把握できる内容となっています。

現在、旅館・ホテル市場は訪日旅行者の増加と円安の影響を受け、活況を呈しています。しかし一方で、人手不足という深刻な課題も続いており、帝国データバンクの調査によると2025年1月時点で業界全体の人手不足率は50%を超えています。特にフロントや調理スタッフといった現場職で人員確保が難航し、その結果として営業時間の短縮や客室稼働率の制限、さらには予約停止など、旺盛な需要を取りこぼすケースも目立っています(*1)。

そこでこの度、ご好評いただいた2025年版を基に、最新トレンドを踏まえた企業・サービスの見直しやカテゴリ編成の再整理を行い、「ホテル業界マップ 2026」として新たにリリースいたしました。
本マップが、業界の全体像と課題を俯瞰するガイドとして、皆さまの戦略立案や宿泊・観光産業のさらなる発展にお役立ていただければ幸いです。メトロエンジンは今後も、価値ある情報の発信を通じて宿泊・観光業界の成長に貢献してまいります。

(*1) 観光庁「宿泊旅行統計調査 2025年4月分(第2次速報値)報道発表資料」(2025年6月27日)より
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001897188.pdf

2026年 国内ホテル業界のトレンド

2026年のホテル業界は、訪日需要のさらなる拡大と慢性的な人手不足という二大課題に直面していくと予想されます。これらを同時に克服しつつ収益性と顧客体験を向上させるには、AIを軸とした自動化・DX推進が不可欠です。

欧米やアジアに加え、これまで訪日客が少なかったロシアやマレーシアからの来訪者も増加しており、多言語対応の強化は急務となっています。24時間対応のAI翻訳やチャットボットが広く導入されることで、スタッフの語学負担を軽減しつつ、案内品質やゲスト体験の向上が期待できます。独自の体験に価値を見出すインバウンド層に対しては、地域特化型プログラムや文化体験など“その場所ならでは”のコンテンツ拡充が有効となるでしょう。

一方、人手不足解消の柱はAIレベニューマネジメントによるダイナミックプライシングの自動化です。需要予測に基づく価格調整と清掃・配膳ロボットの活用により、ルーティン業務をAIに委ねることで、限られた人員でも運営効率を飛躍的に高められます。
さらに、マーケティング領域におけるAI活用も進展しています。顧客データをリアルタイム解析し、AIが個別最適化したプラン提案やアップセルを自動的に顧客に発信することで、少ないリソースでも高収益性と高い顧客満足度の両立が可能になります。近年は省エネや廃棄物削減といったESG視点をマーケティングメッセージに取り込む動きも加速し、パーソナライゼーションとの相乗効果によって訴求力が一段と高まると考えられます。

こうしたAI主導の取り組みによって、スタッフは日常業務から解放され、ゲストとの対話や付加価値創出に専念できるようになります。その結果、サービス品質と施設運営の最適化が同時に実現されるのではないでしょうか。

カテゴリの刷新

「ホテル業界マップ 2026」では、以下1つのカテゴリを追加、3つのカテゴリを再編成いたしました。
■新たなカテゴリの追加
- 顧客データ管理(CDP/CRM)
インバウンド対応や業務自動化が進む中、顧客一人ひとりに寄り添ったサービス提供が競争力の鍵を握ります。BIツールが経営指標の可視化に特化するのに対し、顧客データ管理(CDP/CRM)は予約履歴や属性情報、行動ログを一元管理し、AIを活用したパーソナライズ配信や直販強化を自動実行できる点が最大の特長です。限られた人員でも高い収益性と顧客満足を両立するうえで不可欠なカテゴリとして、新たに位置づけました。

■カテゴリの整理・変更
- VOD → ホテルインフォメーションシステム
かつては動画配信(VOD)機能が主体だった客室内TVも、今ではチェックイン・アウト、サブスクリプション管理、施設利用状況の確認など、多彩なサービスを一元的に提供するプラットフォームへと進化しています。その実態を的確に表すべく、「ホテルインフォメーションシステム」と名称を改めました。
- ホテル向けPOS → ホテル利用者向けPOS
従来の「ホテル向けPOS」には、宿泊施設運営側と宿泊者側双方の決済システムが混在していました。昨年度のデータ収集結果を踏まえ、とくに宿泊者が直接利用する決済機能を明確化するため「ホテル利用者向けPOS」へと改称しています。
- ホテル特化人材 → ホテル特化人材サービス
「ホテル特化人材」は業界専門スタッフを指す言葉ですが、実際には採用支援や教育、業務委託などのサービス領域を含むため、より正確に範囲を示すべく「サービス」を付加しました。

入手方法

ホテルバンクの以下ページより無料でダウンロードいただけます。(ダウンロードには必要事項のご入力が必要です。)

▼ ダウンロードはこちらから
https://hotelbank.jp/news/latest-hotel-industry-map-2026-japan/

ホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)」とは




ホテル特化型メディア「HotelBank(ホテルバンク)」(https://hotelbank.jp)は、「眠っていたデータから新たな付加価値を」というコンセプトのもとにスタートしたホテル特化型のメディアサイトです。ホテル・宿泊業界の最新を見られる専門メディアとして、業界のニュースやコラムを発信するだけでなく、メトロエンジンが保有する宿泊関連のビックデータを活用し、ホテル業界のトレンドや市場について独自に調査ホテル関係者の皆さまに価値ある情報をお届けしております。

▼施設運営を支える宿泊特化のサプライヤー情報がまとまった「宿泊業界向けサプライヤーマップ2025」はこちらから
https://hotelbank.jp/news/hotel-industry-supplier-map-2025/


【メトロエンジン株式会社の概要】 
メトロエンジンは、ビックデータから人工知能・機械学習を活用し、客室単価の最適化を行うレベニューマネジメントツール『メトロエンジン』をホテルなど宿泊事業者に提供しております。現在では国内でも有数のホテルチェーンに導入いただき、安定した実績を残してまいりました。昨今では、需給に合わせて価格を可変化するダイナミックプライシングの有用性がさまざまな分野で評価され始めており、ホテル業界の他にもレンタカー業界や、航空業界などを対象とした事業も展開しております。

会社名: メトロエンジン株式会社(https://info.metroengines.jp/
代表者: 代表取締役CEO 田中 良介
所在地: 東京都品川区東五反田三丁目20番14号 住友不動産高輪パークタワー8階
設 立: 2016年10月

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