プレスリリース

【BOXILアンケート調査】勤怠管理システム導入後、約40%が「旧システムからデータ移行」に課題

リリース発行企業:スマートキャンプ株式会社

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スマートキャンプ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:林 詩音、以下「スマートキャンプ」)が運営するSaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」は、勤怠管理システムを導入・運用している企業担当者735名を対象にアンケート調査(以下、本調査)を実施し、結果を公開しました。本調査は、勤怠管理システム導入・運用における具体的な課題や失敗要因を明らかにすることを目的としています。
調査サマリ
- 導入後の課題として最も多かった回答は「旧システムからのデータ移行の大変さ」であり、次いで「他システムとの連携の難しさ」
- 課題に対する対応として最も多かった回答は「アップデートを適用した機能追加」、次いで「システムの全面的な乗り換え」
- システムの乗り換え時に重視するポイントは「導入・運用コストと費用対効果のバランス」が最多で、次いで「旧システムからのデータ移行のしやすさ」

約40%の企業が「旧システムからのデータ移行」に課題



本調査において勤怠管理システム導入後の課題に関する回答を、多かった順に並べると下記でした。

- 旧システムからのデータ移行の大変さ(310人、42.2%)
- 他システムとの連携の難しさ(250人、34.0%)
- 費用が想定より高い/ 費用対効果が見えにくい(235人、32.0%)
- 従業員が操作方法を理解しづらい(172人、23.4%)
- バージョンアップや保守が困難になった(158人、21.5%)


半数以上の回答がひとつの項目に集中するような偏りは見られませんでしたが、20%を超える課題が5項目あり、多くの企業が複数の課題を抱えていることが明らかになりました。

特に、データ移行やシステム連携に関する課題は、給与計算の遅延や残業代の差異といった具体的な業務トラブルにつながるおそれがあります。そのため、担当者による早急な対応や対策が求められていることが分かります。
対応策として最も多かったのは「アップデートを適用した機能追加」



勤怠管理システム導入時の課題に対する対応を複数回答可で質問したところ、下記となりました。

- アップデートを適用した機能追加(228人、31.0%)
- システムの全面的な乗り換え(220人、29.9%)
- カスタマイズや設定の変更(215人、29.3%)


アップデートやカスタマイズにとどまらず、過去の失敗経験を踏まえて慎重なシステム選定を行う企業が多いことも調査から明らかになりました。
システムの乗り換え時には「導入・運用コストと費用対効果のバランス」がポイントに



勤怠管理システム導入に失敗した企業を対象に、乗り換え先選定時に重視するポイントを複数回答可で質問したところ、下記のような回答でした。

- 導入・運用コストと費用対効果のバランス(264人、35.9%)
- 旧システムからのデータ移行のしやすさ(251人、34.1%)
- API・CSVデータとの連携のしやすさ(176人、23.9%)


本調査から、勤怠管理システムは単なる打刻ツールではなく、企業の多様な働き方や他システムとの連携を支える基盤として重要視されていることが分かります。今後は、導入コストや機能、連携性、そして法改正への対応スピードといった多角的な視点から、企業ニーズに合ったシステムの提供がますます重要になっていくと考えられます。

本調査の詳細結果は、以下のページでご覧いただけます。
https://boxil.jp/mag/a10090/

「BOXIL」では勤怠管理システムのほか、給与計算ソフト、シフト管理システム、Web給与明細システムなど、さまざまなSaaSの徹底比較、解説を掲載し、課題やこだわりに合ったサービス選定をサポートする情報を提供しています。

関連情報として、以下の比較記事もあわせてご参照ください。

勤怠管理システム比較
https://boxil.jp/mag/a172/
給与計算ソフト比較
https://boxil.jp/mag/a1427/
シフト管理システム比較
https://boxil.jp/mag/a329/
Web給与明細システム比較
https://boxil.jp/mag/a5351/
【調査概要】
タイトル:勤怠管理システム導入後の課題に関するアンケート調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20~60代 735人
調査期間:2025年8月1日~8月12日
調査主体:BOXIL

※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
【引用に関するお願い】
本調査を引用する際は、出典として「BOXIL」と記載し、ウェブの場合はURLへのリンクも設置してください。

記載例:BOXIL「勤怠管理システム導入後の課題に関するアンケート調査」, XXXX年XX
月XX日確認, https://boxil.jp/mag/a10090/
【BOXILについて】
「BOXIL(ボクシル)」は、法人向けクラウドサービスを無料で比較し、まとめて資料請求できるSaaS比較サイトです。機能、料金、連携サービス、導入事例などの製品情報を網羅しており、サービス比較表が作成可能です。導入推進者による良質な口コミも豊富に揃え、SaaS選定における非効率を無くします。
【スマートキャンプ株式会社について】
ミッションに「テクノロジーを広げ社会の生産性を飛躍させる」を掲げ、SaaS比較サイト「BOXIL(ボクシル)」を軸に企業の営業・マーケティング支援を行っています。2019年11月に株式会社マネーフォワードのグループ会社となり、2023年12月には株式会社ビズヒントがグループジョイン。多様な顧客接点を生かしSaaS普及を支援しています。

社名:スマートキャンプ株式会社
設立:2014年6月
代表者:代表取締役社長CEO 林 詩音
事業内容:SaaS比較サイト「BOXIL」や、インサイドセールスアウトソーシング「BALES」、SaaSに特化したデジタルエージェンシー「ADXL」、オンライン展示会「BOXIL EXPO」、セールスエンゲージメントツール「BALES CLOUD」の運営
URL:https://smartcamp.co.jp/

以上

記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。

本データに関するお問い合わせは、以下のメールアドレスにご連絡ください。

BOXILカンパニー メディア&マーケティング本部 メディア戦略部
boxilmag_pr@smartcamp.co.jp

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