医療機器の開発および健康解析サービスを提供する株式会社ココロミル(本社:東京都新宿区、代表取締役:林大貴)は、山梨県「第9期TRY!YAMANASHI!実証実験サポート事業」において、現在開発中である次世代ウェアラブル心電計の新モデル『kokolog MD』を投入し、初となる実証実験に成功したことをお知らせいたします。
本新モデルは、従来の医療機関レベルの長時間心電図解析(不整脈検知)の精度を維持しながら、現代人の大きな健康課題である「睡眠のモニタリング」に注力したプロダクトです。今回の実証を通じて、デバイスの操作性や体験全体への高い満足度、およびユーザーの行動変容を促す高い有用性が実証されました。
■ 新モデル『kokolog MD』の特長

従来の「ホーム心臓ドック(R)」で培った長時間心電図データ収集技術をベースに、胸部に貼るだけのシンプルな体験はそのままに、以下の睡眠解析機能を強化しました。
心拍トレンド・胸郭の動き(呼吸圧)の精密測定
睡眠時の体位(姿勢)のトラッキング
いびきの収音による睡眠環境の多角的な解析
これにより、心疾患のリスクだけでなく、睡眠時無呼吸症候群(SAS)や自律神経に起因するストレス状態までを、1つのデバイスで網羅的に可視化(スクリーニング)することが可能となりました。
■ アンケート結果からみるユーザー体験(UX)の評価
実証実験の参加者を対象としたアンケート(回答者17名)において、新モデルは非常に高い評価を獲得しました。

高い継続利用意向:「今後も同様の仕組みがあれば利用したい」と答えた人は88%にのぼり、当初目標(80%)を大きく上回る結果となりました。

操作性・満足度:装着や取り外しの扱いやすさについて「とても扱いやすい・やや扱いやすい」が計71%、測定開始の分かりやすさは計65%、体験全体の満足度は計78%が満足と回答。
ユーザーの行動変容:自由記述(下記参照)では自身の健康を客観視し、前向きな行動へ繋げるきっかけとなることが実証されました。
1日だけでなく、複数日計測してもらいたい。
ストレスはあるとは思っていたが、睡眠の質の悪さが目に見えてわかった
ことで、これからの生活の改善について前向きになった。
スピード感があり、説明なども簡潔明瞭で良かったと思います
自分自身の体調を客観的に知る機会となりとても良かった。
睡眠中に身体の状態を知る事ができた事
定期的に体験したいと思う
■ 製品開発における今後の改善点と展望
今回の初実証において、問題なく利用できたと答えた人:77%に対し、一部のユーザーから「電極シートの粘着力が強力すぎた」という肌への負担に関するフィードバックを得られました。当社はこれを受け、実用化・一般上市に向けて、肌への負担を大幅に抑えた新素材の電極シートの採用など、さらなるUX向上に向けた改良を進めてまいります。

株式会社ココロミル