
株式会社遊行(福岡市)と株式会社WithBlue DMC(沖縄県沖縄市)は、アジアの観光スタートアップ企業が集まる「Asia New Travel Bootcamp(ANTB)」を2026年10月6日に福岡市で共催します。2024年に沖縄で始まった同会議の初の沖縄県外開催で、定員は150名。9月1日より、参加チケットの販売を開始しています。あわせて、観光テックスタートアップピッチの参加者、スポンサーも募集します。
日本には、体を治すために温泉へ長く滞在する「湯治」の記録が8世紀からあります。733年に成立した『出雲国風土記』は、玉造温泉を「神湯」と記し、老若男女がこぞって利用したと伝えています。1300年続いてきた習慣ですが、そこに「ウェルビーイング」という名前も、値段もついたことはありませんでした。
一方で、2026年8月20日に株式会社マーケットリサーチセンターが発表した「ウェルネスツーリズムの日本市場(2026年-2035年)」によると、日本のウェルネスツーリズム市場は2025年時点で286.7億米ドル規模に達しており、2026年から2035年にかけて年平均成長率(CAGR)6.7%で拡大、2035年には548.4億米ドルに達すると予測されており、需要が増加する市場として注目度が高まっています。(出典:
ウェルネスツーリズムの日本市場(2026年-2035年)、市場規模・分析レポートを発表|@Press)
さらに世界を旅しながら働く「デジタルノマド」は、西洋と東洋の垣根を越えて「Ikigai(生きがい)」のために自分らしい暮らし方の追求を続けています。地域が提供できる価値と、世界が求めるニーズがどこでマッチングするのか。本会議で、その問いを立てていきます。
ANTB Fukuoka 2026は、初の沖縄県外での開催として、旅館・ホテル、OTA、DMO、投資家といった「買う側」と、日本市場に参入したい海外スタートアップが集い、共創を生み出す場となります。
1. Frontline of Wellness Travel(13:30〜14:30)
片側にあるのは、東洋が何世紀にもわたって実践してきた「健康長寿」の知恵。反対側にあるのは、西洋が組み上げた計測・最適化の「バイオテック」の知識。東洋と西洋の中間にあって融合が始まった「ウェルビーイング」領域の最先端を、素材の大半を持つ日本の側から論じます。株式会社WithBlue DMC の伍香 秀真がモデレーターとなり、パネルディスカッションを展開します。(登壇者調整中)
2. Asia Pivot Pitch(14:40〜16:00)
成長を続ける世界の観光市場に向けて、国内外の旅行テック企業6社が、各社7分で登壇します。最優秀企業には、次回ANTB本大会(沖縄)へのピッチ出場権を贈ります(審査員調整中)。
応募方法はこちら:
https://community.colivefukuoka.com/antb-fukuoka
3. From the Local(16:00〜17:00)
福岡、九州の観光市場関係者らが、「その土地のためになるウェルビーイング・ツーリズム」の形を、地域側の目線で語ります。未来の持続可能なビジネスモデルに向けて、沖縄・九州が世界に向けて挑戦する、その可能性や課題について迫ります(登壇者調整中)。
4. ネットワーキング(17:00〜17:30)
当日の参加者、ピッチ出場者らが会場内で交流します。個別商談は、参加登録の情報をもとに事前にマッチングします。閉会後は、同じ福岡大名ガーデンシティ24階の Founders Lounge へ動線がつながります。
※当日のプログラム内容および時間は今後調整する可能性があります。
17時30分の閉会後、参加者は会場と同じ福岡大名ガーデンシティの24階へ移動し、Colive Fukuoka のネットワーキングプログラム「Founders Lounge」に合流します。会場はザ・リッツ・カールトン福岡のグリル&バー「Bay」。移動はエレベーターのみで、会議室で交わした話を、そのまま博多港を望むテラス席へ持ち込める設計です。
カンファレンスの商談は、名刺交換で終わることが少なくありません。会場を出て解散するまでの時間をなくし、同じ建物の上階へ動線をつなぐことで、その日のうちに次の約束まで進めてもらうことを狙っています。


ANTBは2024年に沖縄で始まりました。2025年に沖縄科学技術大学院大学(OIST)で開いた回には8カ国から206名が参加し、23社のスタートアップが129社の事業者に向けて登壇。2026年2月には沖縄県那覇市で開催しています。福岡開催は、初めて沖縄県を離れての開催となります。
福岡開催は、10月に福岡市で開かれる長期滞在プログラム「Colive Fukuoka 2026」(9月30日〜10月10日)およびスタートアップカンファレンス「RAMEN TECH 2026」(10月7日〜11日)と同じ週に置きました。海外から福岡に集まる事業者が、一度の渡航で複数の接点を持てる設計です。
株式会社遊行 代表取締役 大瀬良 亮

福岡は、アジアの主要都市からのアクセスも良好な『会いに行ける日本』であり、沖縄と福岡が持つ可能性は、非常に大きいと感じています。アジアのゲートウェイとして、福岡をはじめ九州地域が、ツーリズムテックの新たな拠点としての1歩を踏み出す場になれば幸いです。
株式会社WithBlue DMC 代表取締役 伍香 秀真

アジアの観光イノベーターのための共創の場、として沖縄でスタートしたANTBが初の県外開催となります。観光産業のすそ野は広く、また世界経済に及ぼすインパクトも日増しに大きくなっています。一方向の"インバウンド"というベクトルだけではなく、国境・業界を超えてポジティブな革新をどのように起こしていけるか、同時に目まぐるしく変わっていく私たちの環境・ライフスタイルにおける普遍的な観光の価値とは? Colive Fukuokaというグローバルイベントとの連携で新しく集う参加者・スピーカーの皆様と語らう中で、一緒に起こしていくスパークを楽しみにしています。

※使用言語は英語ですが、第2スクリーンに日本語字幕を投影し、客席では手元の端末で翻訳を利用できます。英語が得意でない方もご参加ください。

審査員も同じ期日で公募します。募集は4〜6名。旅館・ホテル運営、ベンチャーキャピタル、DMO、海外の観光取引団体のいずれかで実務経験を持つ方を対象とし、自薦・他薦を問いません。参加費は不要です。
Colive Fukuoka 2026 の協賛パッケージを適用し、ブースの設置場所を ANTB に設定します。スポンサーは10月6日のANTBに加えて、9月30日から10月10日までの Colive Fukuoka 2026 の期間を通じた露出を得られます。

運営事務局:info[at]colivefukuoka.com
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