福祉フォロークラウドの開発・提供を行う合同会社ワンストップ(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:山本 員弘)は、社会福祉協議会・生活困窮者相談窓口向けの据え置き型AI対面通訳システム「福祉フォロー通訳」を開発し、全国の社会福祉協議会向けに提供を開始します。
窓口に向かい合わせで設置した専用端末(相談員用・相談者用)に向かって"普通に話す"だけで、日本語と 18 言語(ベトナム語・中国語・フィリピン語・ネパール語・ポルトガル語ほか)を双方向に通訳します。あわせて、「やさしい日本語」への言い換えと大きな文字表示・文字入力での返答により、耳の不自由な方や高齢の方の窓口対応にもそのままご利用いただけます。

日本に住む在留外国人は約 370 万人と過去最多を更新し、社会福祉協議会の窓口には、生活福祉資金の貸付、家賃や生活費の困りごと、就労や住まいの相談など、暮らしに直結する相談が多言語で寄せられています。一方で、通訳者の同席には日程調整と費用がかかり、市販の翻訳機や翻訳アプリでは「貸付」が「給付」と訳される、金額や期限が伝わらない、といった福祉相談特有の誤訳が起きやすいという課題がありました。加えて、翻訳アプリは 1 台の端末を相談員と相談者が交互に受け渡しながら使うため、一言ごとに会話が途切れ、 1 件の相談に多大な時間がかかっていました。また、耳の不自由な方や高齢で聞き取りづらい方との相談では筆談が中心となり、相談員・相談者ともに負担が大きく、時間もかかります。
当社はこれまで、特例貸付の借受人フォローアップを支援する「福祉フォロークラウド」、生活福祉資金関する質問に自動回答する AI チャットボットなど、社協の現場に特化したツールを提供してきました。今回、その知見を「窓口の対面コミュニケーション」に広げ、翻訳機を操作する感覚ではなく "相手と普通に話す" 感覚で使える通訳システムとして「福祉フォロー通訳」を開発しました。
1. 端末の受け渡しが要らないから、相談時間が約 6 割短縮
相談員と相談者がそれぞれ自分の専用端末に向かって話すだけ。翻訳アプリのように 1 台を交互に受け渡す必要がなく、会話が途切れません。相手の発言はそれぞれの端末に翻訳されて大きな文字で表示され、母語で読み上げられます。端末の受け渡しや操作の待ち時間がなくなることなどにより、1 件の相談対応に要する時間を大幅に短縮できます※。相談員は言語を選んで「翻訳をはじめる」を押すだけです。
※ 平均対応時間「導入前: 約 65 分 → 導入後: 約 27 分」(比較対象はスマートフォンの翻訳アプリ 1 台を交互に使用した場合。当社調べ。相談内容により異なります)

相談シーン(相談員側)

相談シーン(相談者側)
2. 話している途中から相手に伝わる「仮訳」表示
話し終わるのを待たず、聞き取り中の文字と文の切れ目ごとの仮の翻訳を相手側に表示します。長い説明でも相談者が内容を追いながら聞け、確定後には全文を改めて翻訳した本訳と読み上げに置き換わります。
3. 福祉専門用語辞書と社協向け定型文を標準搭載
「生活福祉資金」「緊急小口資金」「償還免除」「据置期間」「連帯保証人」「住居確保給付金」など、一般の翻訳では誤訳されやすい用語を対訳辞書として登録し、翻訳時に優先適用します。「本人確認書類を見せてください」「この制度は貸付です」「必ず貸付できるとは限りません」といった定型文はタップするだけで翻訳・読み上げされます。
4. 金額・日付を大きく表示し、相談者に YES/NO で確認
「返済は月 1 万円です」のように金額や期日を含む発言は、数字を大きく強調表示し、相談者側に「この内容で間違いありませんか?」と YES/NO で確認を求めます。相談員側にはその結果が表示され、貸付・返済などの重要な説明の行き違いを防ぎます。
5. 耳の不自由な方・高齢の方の相談にもそのまま使える
相手の言語に「やさしい日本語」を選ぶと、相談員の発言を分かりやすい日本語に言い換えて相談者側の端末に大きな文字で表示します。相談者は音声または文字入力(キーボード)で返答でき、筆談に頼らないスムーズな相談が可能です。聴覚障害のある方、難聴の高齢者、日本語に不慣れな方への説明にも活用いただけます。
6. 会話内容を保存しない、個人情報保護を最優先した設計
会話の本文・翻訳結果・音声は、相談中の端末とサーバーのメモリ上にのみ存在し、「相談を終了する」ボタンで両端末とサーバーから即時に削除します(無操作時も自動削除)。音声認識は原則として端末内で処理し、音声をサーバーへ送りません。通信はすべて暗号化(HTTPS/WSS)し、AI の学習に利用されない API 契約を前提としています。ログには相談内容を記録しません。
中国語(簡体字・繁体字)、ベトナム語、フィリピン語、ポルトガル語、英語、韓国語、ネパール語、インドネシア語、ミャンマー語、タイ語、ウクライナ語、スペイン語、クメール語、シンハラ語、ベンガル語、モンゴル語、やさしい日本語

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生活福祉資金・緊急小口資金の相談窓口: 制度の説明、必要書類の案内、返済条件の確認
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生活困窮者自立相談支援窓口: 家賃・生活費・就労の聞き取り、住居確保給付金の説明
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外国人相談窓口・多文化共生窓口: 母語での相談受付
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聴覚障害のある方・高齢の方の窓口対応: やさしい日本語での文字表示と文字入力による返答
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災害時の相談窓口: 避難所・臨時窓口での多言語対応
専用端末(相談員用・相談者用の 2 台)は、盗難防止機能付きのデスクスタンドに固定し、設定を済ませた状態で当社が用意・納品します。端末は通信回線(SIM)を内蔵しているため、Wi-Fi や LAN の工事は不要で、到着したその日からお使いいただけます。ご用意いただくのは、端末を向かい合わせに置く設置スペースのみです。
都度お見積り(窓口数・端末台数に応じてご提案します)
- 相談者の話した言葉からの言語自動判定
- ボタン操作なしのハンズフリー会話
- 重要発言の逆翻訳による確認
- 相談概要の AI 要約と「福祉フォロークラウド」への連携
- 相談員向けの参考情報表示(該当しうる制度の提示。判断は相談員が行います)
会社名:合同会社ワンストップ
所在地:大阪府大阪市北区梅田1丁目2-2 大阪駅前第2ビル12-12
代表取締役社長:山本 員弘
社会福祉協議会向け「福祉フォロークラウド」の提供(全国18の社会福祉協議会で導入)
福祉分野に特化したICTソリューションの開発・運用支援
kintone導入支援、LINE BOT開発、AI導入支援など、業務効率化に関連するニーズにワンストップで対応
企業ウェブサイト:
https://onestop.jp.net/
問合せ先メールアドレス:info@onestop.email
ウェブサイト内のお問合せフォームからも承っております。