メイドインジャパンの工場直結ファッションブランド「ファクトリエ」(運営:ライフスタイルアクセント株式会社、本社:熊本市)の提携工場である、富山県小矢部市のカットソー工場「ティー・エフ・シー株式会社」(以下、TFC)が、ファクトリエで販売する自社ブランドの年間売上(2025年9月〜2026年8月)で1億円を突破しました。前年比は157%です。
TFCは、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震で工場が大きく被災しました。それでも、ヒット商品の企画、パタンナーによる着心地の追求、徹底した縫製技術、そしてファクトリエとのふるさと納税の取り組みを重ね、V字回復を遂げています。

2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震では、北信越地方にあるファクトリエの提携工場の多くが被害を受けました。機械が破損し、壁や天井が大きく崩れた工場もありました。石川県との県境に近い小矢部市にあるTFCも、そのひとつです。
ファクトリエは2016年の熊本地震で多くの方に助けていただいた経験から、震災直後にチャリティTシャツの販売とポイント寄付による支援プロジェクトを立ち上げました。売上は被災者への義援金や、被災した提携工場の復旧活動に充てています。
その後、TFCはものづくりを止めることなく歩みを進めた結果、ファクトリエで販売する自社ブランドの年間売上は1億円を超え、前年比157%の成長となりました。
・対象期間:2025年9月〜2026年8月
・ファクトリエでの自社ブランド年間売上:1.2億円(前年比:157%)
1. 大ヒット商品を生んだ商品企画

TFCが企画した
「10 Years スムースコットンTシャツ」は、“10年着られるくらい”の耐久性と心地よさを追求した1枚です。和歌山県の生地工場「東紀繊維」によるオリジナル生地を使い、富山で仕立てた「The 日本製Tシャツ」として、ファクトリエのメンズランキング上位の常連になっています。
もうひとつのヒット商品が、希少な高級綿
「スビンプラチナムコットン」を使ったタートルネックです。
(スビン綿タートルネックはレディースでも展開)
2. パタンナーによる着心地の追求

カットソーは伸び縮みしやすい素材です。そこでTFCでは、色ごとに蒸気を当てて縮率を確認し、色ごとに異なるパターンをおこしています。また「10 Years」では、ジャケットの袖付けを応用した「セットインスリーブ」を採用し、腕を動かしやすく、肩回りがだぶつきにくい設計にしました。2026年9月には肩回りに改良を加え、窮屈感を解消するアップデートも行っています。
3. 徹底した縫製技術と品質管理

TFCは、試作設計から裁断、刺繍、縫製、仕上げまでを一貫して行うカットソー専門工場です。朝・昼・晩の1日3回、各担当の責任者が寸法をチェックし、検査員も同じく1日3回品質を確認します。色が変わるたびにパタンナーが立ち会い、パターン通りに仕上がっているかも確かめています。
「10 Years」の襟には、一般的な30番手や20番手ではなく「24番手」の糸を「18ゲージ」で高密度に編み立てた特殊ネックを採用しました。年間200日以上着用し、毎回洗濯しても襟がよれない耐久性を、コットン100%で実現しています。
4. ファクトリエとのふるさと納税の取り組み

TFCの商品は、昨年よりファクトリエを通じてふるさと納税の返礼品として提供しています。地域の内外から工場を応援する声が集まり、新たなお客様との出会いにもつながりました。
https://factelier.com/furusatonouzei/
ファクトリエ様のおかげで売上1億円突破する事が出来ました。
コロナ禍の2021年から2022年まで1年間自社ブランドを立ち上げたい思いで、若手社員10名で「ここの学校」に入学して月1回山縣さんなどより勉強会を行いましたが、自社ブランド販売は想像以上に難しく断念、縫製工場は品質と納期が生命線をもう一度社員と確認し、物作りに徹することにしました、販売はファクトリエ様にお任せする方針で現在は取り組んでいます。
富山県は地震が無いところと安心していましたが、2024年1月1日能登半島地震で工場が大きく被災しました。元旦より社員が集まり、後片付けをしながら 地元の建設会社等に修善をお願いした所いち早く対応して頂き、1月4日より工場稼働をすることが出来ました。
また、ファクトリエ様より、励ましの言葉や義援金を頂き、あの時助けて頂いた皆さんには言葉では言えないほど感謝をしています。
熊本もそうですが、日本各地で大きな災害が起きています。
日本人の強みである「皆で助け合い困難に立ち向かう勇気」をもって、これからも技術を磨き良い商品を作り、ファクトリエ様と共に売上倍増目指していきたいと考えています。
今後とも宜しくお願い致します。
能登半島地震でティー・エフ・シーさんは一時稼働ができないほど大きな被害を受けました。被災後、私は4〜5回ほど現地工場を訪問させていただきましたが、足を運ぶたびに現場の皆様が前を向き、さらに技術を磨き上げ、設備投資を続けておられる姿に深く感銘を受けていました。例えば、縮みを安定させるための複数台の洗濯機・乾燥機の導入など、品質向上への弛まぬ努力と執念が今回のV字回復という素晴らしい成果に繋がったのだと感じています。
またティー・エフ・シーさんはパリ五輪の日本代表オフィシャルスポーツウェアも手掛けるなど、卓越した技術で日本代表を陰から支えてきた名門工場です。
私たちの拠点がある熊本も、熊本地震で被災した工場を間近で見てきました。厳しい状況下から立ち上がり、見事に売上を伸ばした今回のストーリーは、日本各地で自然災害が増える現代において、『どんな困難からでも立ち直ることができる』という大きな希望と勇気を与えるものです。
志を同じくする大切なパートナーとして、ファクトリエはこれからもティー・エフ・シーさんの挑戦を全力で応援し、ともに日本のものづくりの未来を切り拓いてまいります。

ファクトリエ参画工場の経営状況
アパレルの国産比率が1%台にまで減少する中、ファクトリエは2012年の創業以来、日本各地の工場と中間流通を省いて直接提携してきました。工場の名前を冠した自社ブランドを適正価格で届け、工場に適正な利益を還元する仕組みづくりを続けています。
現在の提携工場は65工場で、そのうち6割が黒字となっています。これからもファクトリエは、日本の工場とともに「ほんものづくり」をコンセプトにものづくりを進めてまいらいます。
【10 Years スムースコットンTシャツ 長袖】
・価格:11,000円(税込)
・サイズ:S、M、L、LL
・素材:コットン100%
・商品ページ:
https://factelier.com/products/19169/
【スビン綿シリーズ】
・MEN:スビンプラチナムコットン 超微起毛タートルネック(14,960円/税込)
https://factelier.com/products/18091/
・WOMEN:スビン綿のベーシックタートルネック(13,200円/税込)
https://factelier.com/products/18077/
■ ティー・エフ・シー株式会社について
昭和50年、大手繊維商社タキヒヨー株式会社の100%子会社としてスタート。海外生産へのシフトで仕事が減少する中、高い技術が求められるカットソーの生産に特化した工場へと転換しました。現在は試作設計、裁断、刺繍、縫製、仕上げまでの一貫生産体制を持ち、徹底した品質チェックで高い品質を維持しています。
所在地:富山県小矢部市和沢414番地
工場紹介URL:
https://factelier.com/factory/tfc/
ファクトリエは2012年に創業した、メイドインジャパンの工場直結ファッションブランド。
世界ブランドを手掛けるような日本のアパレル工場と、中間流通を省き直接提携し、こだわりのつまった一流の“語れる逸品”を開発。高品質なアイテムを適正価格でお客様にお届けしています。加えて、工場には適正な利益を還元する仕組みを取り入れています。
ネット通販をベースに、銀座・熊本に試着専門店を構え日本から世界ブランドを作るべく取り組んでいます。
アパレル国産比率は1%台に激減している中、日本の工場に焦点を当てたファクトリエの独自の取り組みは、テレビ東京「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」をはじめとしたあらゆるメディアにも取り上げられています。
ブランドサイトURL:
https://factelier.com/aboutus/
会社名:ライフスタイルアクセント株式会社
代表者:代表取締役 山田 敏夫
本社所在地:熊本県熊本市中央区手取本町4-7
試着専用店舗:ファクトリエ銀座店・熊本本店
HP:
https://factelier.com/