建築物の原状回復および衛生対処に関する「バイオリカバリーサービス」を提供するブルークリーン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役:藤田 隆次、以下「当社」)は、住宅でペットを飼育した経験がある全国の30〜80歳の男女500人を対象に、ペット飼育に伴う住宅の傷・汚れ・臭いについて独自調査を実施しました。
アンケート詳細はこちら: https://b-clean.jp/owned/survey-on-dirt-and-dors-in-homes-caused-by-pet-ownership
ペットとの暮らしでは、抜け毛だけでなく、尿・糞による染みや臭い、床・壁紙の傷などが発生することがあります。
表面の軽い汚れは日常的な掃除で対応できる場合があります。一方、尿などが床材や壁紙の下地まで染み込むと、自力では十分に取り除けないこともあります。
そこで今回、ブルークリーン株式会社では、住宅でペットを飼育した経験がある全国の30〜80歳の男女500人を対象に、住宅に発生した傷・汚れ・臭いの種類や場所、自力で元の状態へ戻せなかった経験、専門業者の利用状況についてアンケート調査を実施しました。
調査の結果、48%が「自分で掃除や消臭などを行っても、十分に元の状態へ戻せなかった経験がある」と回答しました。
一方、ハウスクリーニングや特殊清掃などの専門業者へ依頼した経験がある人は7.8%にとどまっています。ただし、依頼経験者の84.62%は「依頼してよかった」と肯定的に評価していました。
ブルークリーン株式会社では、今後もこうした調査を通じて、ペット飼育に伴う住宅の衛生・原状回復に関する課題を可視化し、飼育者や不動産オーナー、管理会社の適切な対応につながる情報を発信してまいります。
【当調査の利用に関して】
1.当調査のデータを引用・転載する場合には、「出典:ブルークリーン株式会社」の表記をお願いいたします。
2.出典元として、下記ページへのリンクをお願いいたします。
https://b-clean.jp/owned/survey-on-dirt-and-dors-in-homes-caused-by-pet-ownership
【調査の実施概要】
調査名:ペット飼育に関するアンケート
調査期間:2026年9月7日〜2026年9月8日
調査方法:アイブリッジ株式会社が提供するセルフ型アンケートツール「Freeasy(フリージー)」を用いたWeb調査
調査対象:住宅でペットを飼育した経験がある全国の30〜80歳の男女
有効回答数:500人
※構成比は小数点以下第3位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※複数回答の設問では、回答比率の合計が100%を超える場合があります。
調査サマリー
- ペットによる住宅への影響は「尿・糞による汚れ・臭い」が48.8%で最多
- 「抜け毛」を経験した人も48%
- 傷・汚れ・臭いが発生した場所は「リビング・居間」が71.4%で最多
- 48%が、掃除や消臭をしても十分に元の状態へ戻せなかったと回答
- 犬の飼育経験者では54.8%、猫の飼育経験者では57.8%が元の状態へ戻せなかった
- 元の状態へ戻せなかった割合は、飼育期間5年未満で35.5%、5年以上で52.9%
- 専門業者への依頼経験がある人は7.8%
- 専門業者への依頼理由は「自分では汚れ・染みを落とせなかった」が56.41%で最多
- 専門業者へ依頼した39人のうち、84.62%が「依頼してよかった」と回答
ペットによる住宅への影響は「尿・糞による汚れ・臭い」が48.8%で最多

ペットによる住宅への影響は「尿・糞による汚れ・臭い」が48.8%で最多。「抜け毛」も48.0%とほぼ同率となった。
ペットによって住宅に発生した傷・汚れ・臭いについて尋ねたところ、最も多かったのは「尿・糞による汚れ・臭い」で、48.8%でした。「抜け毛」もほぼ同率の48%となっています。
次いで多かった回答は、以下のとおりです。
- 床・フローリングの傷・汚れ:27.4%
- 壁紙(クロス)の傷・汚れ:24.6%
- 畳・カーペットの傷・汚れ:23.6%
- 柱・建具・ドアの傷:23.4%
- その他のペット臭・嘔吐などによる汚れ:23.4%
ペットによる住宅への影響は、掃除で取り除きやすい抜け毛だけではありません。建材に染み込む可能性がある汚れや臭い、補修を伴う傷など、多岐にわたることがわかりました。
一方、「特に臭いや汚れは発生していない」と回答した人も25.6%いました。すべての飼育家庭で、住宅の傷や汚れ、臭いが問題になっているわけではありません。
傷・汚れ・臭いの発生場所は「リビング・居間」が71.4%

ペットによる傷・汚れ・臭いの発生場所は「リビング・居間」が71.4%で最多。「廊下・玄関」34.6%、「壁・柱」21.8%、「寝室」18.4%と続いた。
ペットによる傷・汚れ・臭いが発生した場所を尋ねたところ、「リビング・居間」が71.4%で最多となりました。
次いで、「廊下・玄関」が34.6%、「壁・柱」が21.8%、「寝室」が18.4%でした。「キッチン」は9.8%、「ベランダ・屋外」は7.4%となっています。
リビングはペットや家族が長い時間を過ごすため、抜け毛や臭い、排泄による汚れなどが発生しやすいと考えられます。
また、廊下や玄関などの移動経路にも影響が見られました。ペットによる住宅への影響は、一つの部屋だけでなく、複数の場所に及ぶ可能性があります。
48%が掃除や消臭をしても十分に元の状態へ戻せなかった

ペットによる傷・汚れ・臭いについて、48%が「自分で掃除や消臭をしても十分に元の状態へ戻せなかった経験がある」と回答した。
ペットによる住宅の傷・汚れ・臭いについて、48%が「自分で掃除や消臭などを行っても、十分に元の状態へ戻せなかった経験がある」と回答しました。
住宅でペットを飼育した経験がある人の約半数が、自力での対応に限界を感じた経験を持つことがわかります。
表面の汚れを落とせても、床材や壁紙、その下地まで染み込んだ汚れや臭いは残る場合があります。柱や建具についた深い傷も、掃除だけで元の状態へ戻すことは困難です。
一方、「元の状態へ戻せなかった経験はない」と回答した人は52%でした。汚れや傷の程度、発見した時期、住宅に使われている素材などによって、対応の難しさは異なると考えられます。
犬・猫の飼育経験者は半数以上が「元の状態へ戻せなかった」

ペットの種類別に自力で元の状態へ戻せなかった経験を見ると、犬の飼育経験者は54.8%、猫は57.8%。うさぎは63.9%、爬虫類は57.1%だった。Q1は複数回答のため各区分には重複を含む。
ペットの種類別に見ると、犬の飼育経験者259人のうち54.8%が、自力では十分に元の状態へ戻せなかったと回答しました。猫の飼育経験者206人では57.8%となっています。
また、うさぎの飼育経験者では63.9%、爬虫類の飼育経験者では57.1%でした。
ただし、うさぎの飼育経験者は36人、爬虫類の飼育経験者は28人です。回答者数が限られるため、ほかのペットより元の状態へ戻しにくいとは断定できません。
なお、ペットの種類に関する設問は複数回答です。複数種類のペットを飼育していた人は、それぞれの集計に含まれています。
飼育期間5年以上では52.9%が「元の状態へ戻せなかった」
飼育期間が5年未満の人では、自力で十分に元の状態へ戻せなかった人の割合は35.5%でした。
一方、5年以上の飼育経験者では52.9%となり、5年未満の人より17.4ポイント高い結果となっています。
飼育期間別の割合は、以下のとおりです。

全体として、飼育期間が長い層ほど、自力では元の状態へ戻せなかった経験を持つ割合が高い傾向にありました。
長期間の飼育によって、汚れや臭い、傷が少しずつ蓄積している可能性があります。
ただし、今回の結果のみから、飼育期間と住宅への影響の因果関係までは判断できません。ペットの種類や頭数、住宅の素材、掃除の頻度なども関係していると考えられます。
専門業者への依頼経験がある人は7.8%にとどまる

ペットによる傷・汚れ・臭いへの対応で、ハウスクリーニングや特殊清掃などの専門業者へ依頼した経験がある人は7.8%、依頼経験がない人は92.2%だった。
ペットによる傷・汚れ・臭いへの対応として、ハウスクリーニングや特殊清掃などの専門業者へ依頼した経験がある人は7.8%でした。
一方、依頼した経験がない人は92.2%となっています。
自力で十分に元の状態へ戻せなかった経験がある人は48%でしたが、専門業者の利用経験者は1割未満にとどまりました。
自力では改善できなかった場合でも、市販の洗剤や消臭剤による対応を続けたり、傷や汚れをそのままにしたりしているケースがある可能性も考えられます。
ただし、今回の調査では、専門業者へ依頼しなかった理由までは尋ねていません。
専門業者への依頼理由は「自分では汚れ・染みを落とせなかった」が56.41%で最多

専門業者への依頼理由は「自分では汚れ・染みを落とせなかった」が56.41%で最多。「傷・破損を直せなかった」46.15%、「臭いを取り除けなかった」41.03%と続いた。
専門業者へ依頼した39人に理由を尋ねたところ、「自分では汚れ・染みを落とせなかった」が56.41%で最多となりました。
次いで、「自分では傷・破損を直せなかった」が46.15%、「自分では臭いを取り除けなかった」が41.03%でした。
そのほか、「汚れ・臭いの範囲が広かった」が23.08%、「自分で対応するには手間や時間がかかりすぎると感じた」が15.38%となっています。
専門業者への依頼は、掃除の手間を減らすためだけではありません。自力では改善できない汚れや傷、臭いへの対応が主な依頼理由となっていることがわかりました。
専門業者へ依頼した人の84.62%が「依頼してよかった」と回答

専門業者への依頼経験者の84.62%が「依頼して非常によかった」「依頼してよかった」と回答。「どちらともいえない」「あまりよかったとは思わない」は各7.69%だった。
専門業者へ依頼した経験がある39人のうち、「依頼して非常によかった」と回答した人は17.95%でした。「依頼してよかった」は66.67%です。
両者を合わせると84.62%となり、依頼経験者の8割以上が肯定的に評価していました。
一方、「どちらともいえない」と「あまり依頼してよかったとは思わない」は、それぞれ7.69%でした。「依頼してよかったとは思わない」と回答した人はいませんでした。
専門業者の利用経験者は全体の7.8%にとどまるものの、実際に利用した人からは肯定的な回答が多く寄せられています。
調査結果のまとめ

ペット飼育による住宅への影響と対応実態。尿・糞による汚れ・臭いは48.8%、自力で十分に元の状態へ戻せなかった人は48.0%。専門業者への依頼経験者は7.8%で、その84.62%が依頼を肯定的に評価した。
今回の調査では、住宅でペットを飼育した経験がある500人のうち、48.8%が「尿・糞による汚れ・臭い」を経験していたことがわかりました。「抜け毛」も48%にのぼります。
傷・汚れ・臭いが発生した場所では、「リビング・居間」が71.4%で最多でした。「廊下・玄関」も34.6%となっており、ペットが日常的に過ごす場所や移動する場所を中心に影響が見られます。
また、48%は、自分で掃除や消臭をしても住宅を十分に元の状態へ戻せなかった経験があると回答しました。
飼育期間別では、元の状態へ戻せなかった人の割合が5年未満で35.5%、5年以上で52.9%となっています。長期間にわたる飼育では、傷や汚れ、臭いが少しずつ蓄積する可能性があると考えられます。
一方、専門業者への依頼経験がある人は7.8%でした。自力での対応に限界を感じた人の割合と比べると、実際に専門業者を利用した人は少ないことがわかります。
専門業者へ依頼した人の主な理由は、自力では落とせない汚れや染み、直せない傷、取り除けない臭いでした。依頼経験者の84.62%は「依頼してよかった」と回答しています。
ペットによる汚れや臭いは、時間の経過とともに床材や壁紙、その下地まで浸透する場合があります。日常的な掃除や予防を続けるとともに、自力で改善できない場合は、専門業者へ相談することも選択肢の一つです。
不動産オーナーや管理会社も、ペット可物件の退去時に通常の清掃だけでは対応できないケースを想定し、ペット由来の汚れや臭いに対応できる業者を事前に確認しておくことが大切です。
当調査の掲載記事
【500人調査】ペット飼育者の48%が掃除・消臭をしても住宅を元に戻せず|専門業者への依頼は7.8%
https://b-clean.jp/owned/survey-on-dirt-and-dors-in-homes-caused-by-pet-ownership
ブルークリーン株式会社について
ブルークリーン株式会社は、建築物の衛生・安全を回復する「バイオリカバリー事業」を全国で展開する環境復旧企業です。
特殊清掃、災害復旧、感染症対策、臭気・カビ対策など、高度な専門性が求められる環境復旧領域において、原因分析から除去、原状回復、再発防止まで一貫したソリューションを提供しています。
社名 :ブルークリーン株式会社
代表者:代表取締役 藤田 隆次
URL :https://b-clean.jp/
本社 :東京都大田区萩中1-6-10 フェニックス糀谷1F
設立 :2018年7月19日