全国大学生活協同組合連合会(全国大学生協連)は、学生の読書活動を応援する「読書マラソン」において、2026年10月15日からスマートフォンアプリ「BOOK MARRY(ブックマリー)」の利用を開始します。
現在、WEB読書マラソンには3,391人の学生がエントリーし、137大学より11,902件の読書コメントが投稿されています。(9月末日現在)
今回、日本事務器株式会社が提供するアプリ「BOOK MARRY」を大学生協の読書マラソン向けにカスタマイズして導入し、学生がより手軽に読書の記録や感想の共有を行える環境を整備します。
※ BOOK MARRYは日本事務器株式会社の登録商標です。

大学生協の「読書マラソン」とは
- 学生が本を読み、感想やおすすめコメントを投稿する大学生協の読書推進活動
- 学生同士がおすすめの本を紹介し合い、読書の楽しさを広げる取り組み
- WEB読書マラソンの参加実績は3,391人、累計投稿137大学より11,902件(9月末現在)
- 読書コメントの表彰など、学生の参加を促す活動も実施
- - 50冊到達・100冊到達の節目ごとにプレゼントを進呈
- - 毎月選ばれるナイスコメントに選ばれたらさらにプレゼントを進呈
- - ナイスコメント、次点コメントを対象に「全国読書マラソン・コメント大賞」も実施
読書マラソンの詳細はコチラ
読書マラソンは、2003年に中京大生協と法政大生協でスタートし、その後、全国の大学生協の書籍部でとりくまれてきました。当初は紙のコメントカードにコメントを記入してもらい、店舗に持参してその場でスタンプを押す方式が主流でした。店舗では店内の書籍売場で、学生が投稿したコメントカードをPOPとして活用します。現在でもこのような紙のコメントカード方式を続けている大学生協は複数あります。店頭での直接のコミュニケーションは大学生協らしい活動として重要だからです。
コロナ禍でキャンパスへの入構が制限されたため、来店を前提とした仕組みが難しくなりました。そうしたことをきっかけに、WEB投稿型の読書マラソンが始まり、現在に至っています。

島根大学生協 読書マラソンコーナー

東京外語大生協 読書マラソンコーナー
「大学生協の読書マラソン×BOOK MARRY」で何ができるのか
- 読んだ本の感想を投稿・共有
- ISBNをカメラで読み取り、簡単に書籍検索
- 他の学生のレビューから新しい本を発見
- レビュー内容や利用シーンから本を検索
- 公開せずに自分だけの読書メモを保存
全国大学生協連では、BOOK MARRYの導入を通じて、大学や地域を越えて学生同士が本の感想を共有し、新たな読書体験につながる環境づくりを進めます。まずは早期に利用学生1万人を目指し、大学生協の店舗や学生組織と連携しながら、学生の読書活動をさらに広げていきます。
大学生協が読書推進を重視する背景
「第61回学生生活実態調査」から見えてきた学生の読書時間の実態

全国大学生協連調べ 2025年10月実施『第61回学生生活実態調査』より
読書時間は2022年をピークに低下しており、2025年には有額平均(分)・実額平均(分)ともに大きく縮小しました。これは「0分(読まない)」層の増加だけでなく、読む学生の読書時間そのものが短くなっていることによる影響も大きいといえます。

全国大学生協連調べ 2025年10月実施『第61回学生生活実態調査』より
1日の読書時間(有額平均)は2016年以降増加し、2022年に平均65分でピークを迎えましたが、直近では低下しています。2024年に1番多かった分布の「60〜120分未満」が、2025年には減少し、短い時間帯の「30〜60分未満」が増加しました。また読む人の1日あたりの平均時間が1時間を割り56分となるなど、読書時間が短くなっていることがうかがえます。
第61回学生生活実態調査の詳細
まずは「4年間で100冊本を読む」 大学生に読書習慣を!
大学生協の読書マラソンは、「4年間で100冊本を読む」ことを大学生に呼び掛けています。
エントリー者は大学1年生が比較的多いのですが、受験勉強で読書から離れてしまったが、読書マラソンをきっかけに読書習慣を取り戻そうとする学生が多くみられます。

大学生協はこうした学生の皆さんの気持ちを後押しして、読書習慣を身につけるきっかけづくりをしていきたいと考えています。
本を通じて、全国の大学生がつながる読書コミュニティへ
大学生協の読書マラソンは、学生が読んだ本の感想を紹介し合い、新しい本と出会うきっかけをつくる活動として発展してきました。
今回の「BOOK MARRY」の導入によって、大学や地域を越えて学生同士が本の感想を共有し、互いのおすすめを通じて読書の世界を広げることが、より手軽になります。
大学生協は、読書を一人で楽しむだけでなく、その感動や発見を誰かと分かち合うことも、読書の大きな魅力だと考えています。
「4年間で100冊本を読む」という呼びかけを大切にしながら、まずは1万人の学生が参加する読書コミュニティを目指し、学生が本を読む楽しさを見つけ、読書を続けていくことを応援します。
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