プレスリリース

ふるさと納税「こどもふるさと便」が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞

リリース発行企業:ネッスー株式会社

情報提供:

「すべてのこどもたちが、公平に、未来へ挑める社会」の実現を目指すネッスー株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:木戸 優起、以下「ネッスー」)は、ふるさと納税を活用して地域の特産品や体験をこどもたちへ届ける「こどもふるさと便」で、2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。



受賞した「こどもふるさと便」について

「こどもふるさと便」は、ネッスーが運営するふるさと納税サイトです。いただいた寄付をもとに地域の特産品を購入し、「応援品」として全国のこども食堂やひとり親家庭などへ届けています。寄付者は、他のふるさと納税サイトと同じように返礼品を受け取りながら、追加の負担なくこどもたちへの応援に参加でき、寄付者にもこどもたちにも「うれしい!が2倍」になる、新しいふるさと納税のかたちです。自治体・地域事業者・寄付者・こどもたちの誰もが無理なく参加できる「仕組み」そのものをデザインしました。
こどもの機会格差と、地域の産業課題
「こどもふるさと便」が向き合うのは、こどもの機会格差と、地域の構造的な産業課題です。日本では、こどもの9人に1人、ひとり親世帯では2人に1人が相対的貧困の状態にあるとされ、小児慢性特定疾病や医療的ケア児を含め、難病と向き合うこどもは25万人以上と推計されています。経済的・身体的な要因が、こどもたちが食や体験の機会に触れることを阻んでいます。
一方で地域には、春先の生乳や閑散期の観光資源、規格外野菜、低・未利用魚など、需給ギャップによって、価値がありながらも行き場を失いがちな産品が多くあります。





一つの仕組みで、同時に向き合う
「こどもふるさと便」は、これらを一つの仕組みでつなぎます。こうした産品を応援品として購入し、既存の市場と競合しない新たな需要をつくることで、地域産業の課題解決と、こどもたちへの食や体験の提供を同時に実現します。自治体が産業課題の解決を目的に事業化しているため、応援品の届け先をその自治体のこどもに限らず、全国のこどもたちに広げられることも特長です。



全国で広がるプロジェクト
たとえば北海道旭川市では、学校給食が止まる長期休みなどに余りやすい生乳を、常温で長期保存できるロングライフ牛乳にして、全国のこども食堂やひとり親家庭へ届けています。長崎県対馬市では、市場に流通しないまま眠っている未利用魚などを応援品として届けるプロジェクトを、長崎県壱岐市では、島の観光施設などでの体験を、交通費や宿泊費とあわせて支援が必要な家庭へ届けるプロジェクトを進めています。

▼全国で広がるプロジェクトの詳細はこちら
https://kodomo-furusato.com/projects
寄付者にも、こどもたちにも「うれしい!が2倍」
設計にあたっては、物価高で暮らしの余裕が減り、寄付文化が海外ほど広がりにくい日本の状況も踏まえ、善意だけに頼らず、関わる全員が「合理的な判断」で参加できることを出発点にしました。
寄付者は、他のふるさと納税サイトと同じように返礼品を受け取りながら、追加の負担なくこどもたちへの応援に参加できます。寄付の際には、返礼品を受け取る自治体に加えて、応援品を届ける地域(またはこども支援団体)も選べます。寄付者にもこどもたちにも「うれしい!が2倍」になる、新しいふるさと納税のかたちです。

寄付者にもこどもたちにも「うれしい!が2倍」

マイページから応援先を指定できる

これまでの実績
「こどもふるさと便」では、2022年12月23日から2025年12月31日までに、2,179世帯・1,572団体へ応援品をお届けしました。お米19.3トン、すいか3,494玉、大根51,960本などの食材に加え、125世帯へ農産物収穫体験を届けています。
こどもたちからは「(応援品の米の産地の)旭川市に行ってみたい!」「こども食堂で皆で食べると美味しい」といった声が届いています。自治体や事業者など各関係者からも、参加のしやすさに評価が寄せられています。



▼公式サイト:https://kodomo-furusato.com/
▼紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=2R3PpCaRPW0
グッドデザイン賞審査委員の評価

ふるさと納税は、返礼品が利用のモチベーションとなる傾向があるが、本来のより大きな目的は、地域社会の支援であり、納税時には、支援用途が選べるようになっている。だが、その部分を意識する機会は少ない。 「こどもふるさと便」では、その支援の部分を一歩進めて、「こどもへ食や体験機会を届け笑顔を増やす」ということが仕組み化・見える化されている。 その結果、ふるさと納税とは、地域社会への支援であることを再認識させる、素晴らしい仕組みとなっている。
出典:2026年度グッドデザイン賞 受賞ギャラリー
https://www.g-mark.org/gallery/winners/38784?text=%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%95%E3%81%A8

ネッスー代表取締役・木戸優起 コメント



「こどもふるさと便」の取り組みは、寄付者、自治体、生産者・事業者、そしてこどもたちへ応援品を届けてくださる団体の皆さまがいてこそ成り立っています。関わってくださるすべての皆さまに、心から感謝しています。審査委員の皆さまからいただいたコメントは、まさに私たちが目指してきたことで、大きな励みになりました。
返礼品を選ぶ楽しさも、ふるさと納税の大切な魅力のひとつだと思っています。私たちはその楽しさを大切にしながら、いつもの寄付の先にいる地域の生産者やこどもたちの姿が、自然と思い浮かぶ仕組みにしたいと考えてきました。一人ひとりの小さな意識の変化が積み重なれば、こどもたちが得られる機会の差は、少しずつ縮めていけるはずです。
今後は連携する自治体を増やし、食だけでなく自然体験や学びの機会も届けていきます。地域に眠る産品や魅力も、届け方をデザインすれば、こどもたちの新しい可能性に変わる。そう信じて、自治体や企業、地域の皆さまと一緒に、この仕組みを育てていきたいと思っています。



「2026年度グッドデザイン賞」概要



グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれながら、 デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。
主催:公益財団法人日本デザイン振興会
受賞対象:こどもふるさと便
▼グッドデザイン賞公式サイトはこちら
https://www.g-mark.org/



ネッスー株式会社 概要



代表取締役:木戸 優起
設立:2022年6月10日
所在地:〒155-0032 東京都世田谷区代沢4丁目44-4
URL:https://nessu.co.jp/
事業概要:
ネッスーは、「すべてのこどもたちが、公平に、未来へ挑める社会」の実現を目指し、こどもたちに希望と機会を届ける仕組みづくりに取り組むスタートアップです。ふるさと納税を活用して地域の産品や体験をこども食堂・ひとり親家庭などへ届ける「地域創生事業(こどもふるさと便)」、未利用食品を必要な世帯や団体の支援へつなげる「食と子育て支援事業」、廃棄資源を資材として循環活用する「サーキュラーデザインラボ」などの事業を展開しています。



出展:
厚生労働省「2025(令和7)年 国民生活基礎調査」
日本財団「難病の子どもと家族が孤立しない地域づくり」

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