■ 今年のテーマは「GAMEは、元気です。」
今年も初秋開催の「東京ゲームショウ」が終わった。社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)主催の下、例年開催されている同イベント。「ゲームは人にパワーを与えてくれる。経済の混乱が影を落とし、世界から元気が失われつつあるからこそゲームは、世の中をもっと明るく楽しくする存在でありたい…。ゲームを通じて世界を元気にしていきたい」という願いを込めて今年のテーマには「GAMEは、元気です。」を掲げていた。
加えて、「東京ゲームショウ2009」の重要ポイントには以下を列挙。
(1) あらゆる最新・最先端情報が集結する場にする
(2) ビジネス面の充実と報道・来場・出展の国際化を進める
(3) ライトユーザー、新規ユーザーの対応強化
上記のような背景を含め、イベントは開催された。以下、各ブースのようすをレポートする。
■ Xbox360-マイクロソフト
白とライトグリーンを基調にした同メーカーブースでは、今秋~来年にかけてXbox360で発売するタイトルを出展。100台を超える試遊台が設置され各種タイトルをプレーする人の姿が見受けられた。また、「Forza Motorsport 3」に関しては、実際のシートを再現した大型体験コーナーを設置。加えて成人向けタイトル試遊ブースでは「Left 4 Dead 2」と「Assassin's Creed 2(アサシン クリード 2)」が体験できた。
加えて、Project Natal技術デモの参考出展。同24日には、カプコン、コーエー、コナミデジタルエンタテインメント、スクウェア・エニックス、セガ、テクモ、バンダイナムコゲームス、フロム・ソフトウェアなどのパブリッシャーによる同プロジェクトへの支持表明が発表された。
Xbox.com
http://www.xbox.com/JA-JP/default.html
■ Ubi Soft(ユービーアイソフト)
フランスに本社を置くユービーアイソフトからは、同社の主力タイトルの1つ「Assassin's Creed 2(アサシン クリード 2)」や「スプリンターセル コンヴィクション」のほか、「レッドスティール2」、ジェームス・キャメロン監督が手掛ける3D映画をゲーム化した「アバター THE GAME」、「ラビッツ・ゴー・ホーム」が出展。参加者には、オリジナルプリントのTシャツ配布も行われた。
Ubisoft
http://www.ubisoft.co.jp/
■ レベルファイブ
レベルファイブブースでは、スクリーンを3面設置した大型シアターとTGS2009最大級の試遊台250台を設置。シアターでプロモーションムービーを見た後、実際に試遊することができるという取り組みも。また、「レベルファイブ プレミアム福袋」と題した、ニンテンドーDS用体験版ソフト(レイトン教授と魔神の笛 体験版、二ノ国 体験版、イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザード体験版)を収録した「レベルファイプ プレミアム プラチナ」、またはレイトン教授と魔神の笛、二ノ国、イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア/ブリザードなどの最新映像を収録したプレミアム映像ディスク(=DVD)「レベルファイブ プレミアム ダイアモンド」の配布も行われた。
レベルファイブ
http://www.level5.co.jp/
■ コナミデジタルエンタテインメント
「Connect Together~楽しさつながる~」をテーマに出展された同社ブースでは、「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」や「ワールドサッカー ウイニングイレブン2010」、今年15周年を迎えた「ときめきメモリアル」シリーズの最新作「ときめきメモリアル4」、「サイレントヒル:シャッタード メモリーズ」、「ダークサイダーズ」、「ナインティナイン ナイツ II」などが出展。中でも、「メタルギア ソリッド ピースウォーカー」コーナーには、同タイトルロゴをプリントした大型コンテナを設置。同コンテナ内で、体験版のダウンロード配信を行ったほか、4人プレーと2人プレーの試遊もできた。
KONAMI
http://www.konami.jp/gs/
■ セガ
大型ステージを併設した同メーカーブースでは、「龍が如く4」をはじめとする新作タイトルを出展。中でも、10月29日に発売となる「BAYONETTA」コーナーでは、試遊を待つ多数の来場者の姿が見受けられた。
セガ
http://sega.jp/