秋葉原マップ（千代田区神田練塀町）は3月17日、秋葉原の情報サイト「秋葉原マップ」の本格稼働を開始することを明らかにした。

　同サイトは2004年、秋葉原のショップやイベントを紹介・レポートする個人ブログとしてスタート。現在までの記事数は2,000本を超える。昨年11月に法人化し、活動拠点として秋葉原オフィスの設置や体制の強化、システム改善などの準備期間を経て、本格稼動に至る。

　今春、来街者が街中でも秋葉原の最新情報を見られるようモバイル向けの「秋葉原マップ 携帯版」を展開するほか、ショップ紹介記事の掲載本数を増やし、コンテンツの充実を図る。今後も、地図を中心に秋葉原にあるすべての店舗を網羅することを目標に掲げ、ショップ情報をはじめイベント情報・レポート、新製品情報の紹介など特定のジャンルに偏らず、秋葉原をキーワードとするすべての情報の取り扱いを目指し、情報配信を行っていくという。

　長らく秋葉原にある会社で働いていたという同社大島智彰社長は「秋葉原の魅力は街を構成するショップや、そこで取り扱われる商品・サービスにあると考えている。『秋葉原の素晴らしさをより多くの人に伝える』をモットーに、秋葉原専門サイトとして今まで以上に積極的に展開していければ」と話す。