秋葉原案内所を展開する「秋葉でガイド」は、秋葉原の文化にちなんだ「秋葉原神輿(みこし)」を制作。4月26日に神輿を披露し、巡行することを明らかにした。
神輿は、2年に1度開催される「神田祭」に先駆けて、4月26日に秋葉原で披露される神輿。秋葉原の企業やショップ、NPO法人、電気街振興会などの支援を受けて実現する。
内容は、「秋葉原にある、すべての楽しさを満載した神輿を制作して担ごう」と、神輿にモニターを搭載するほか、外見をフィギュアや、ゲームソフト、鉄道模型、CD-ROM、二足歩行ロボット、電子パーツ、真空管、ソーラーパネルなどで飾り立てるのが特徴。
一昨年の神田祭後から同案内所が主体となり「アキバを担ごう会」の発足を検討。昨年、個人で神輿を所有する商店から貸し出しの提案を受け、今年、「秋葉原神輿」が実施できるよう準備を進めてきたという。
同神輿について「秋葉でガイド」広報担当者は「景気低迷による消費の落ち込みや、インターネットショッピング利用者の増加による実店舗への客足の減少、アキバブームの下降など、今後ますます秋葉原への客離れが懸念されている昨今。日本三大祭りの一つである神田祭に元気をもらおうと神輿を制作した」と話す。「秋葉原の地域活性を考える商店・利用者・住民が一緒になって担ぎ、秋葉原の街をもり立てられれば」とも。