カプコン(新宿区)は8月1日、Wii向けゲーム「モンスターハンター3(トライ)」を発売。ヨドバシマルチメディアAkiba(千代田区神田花岡町1)でカウントダウンイベントを開催した。
約260人の購入待ちの行列ができた同店には、辻本良三プロデューサーと同シリーズプレータイムが4,900時間を超えるという井上聡さん(次長課長)、公式ファンクラブ「モンハン部」内コンテンツ「オレたちモンハン部」に出演する金成公信さん(ハローバイバイ)、堀内貴司さん(コンマニセンチ)が登場。
辻本さんは「みなさんにやっとお届けできる。ゆっくり・じっくり味わいつつ、やりこんでもらえれば」と発売に際しての心境を語った。一方、金成さんは「僕にとってモンハンは歯磨きや顔を洗うのと一緒。モンハンは、『エチケット!』(=やって当たり前)」とコメント。朝4時過ぎに目が覚めて寝ることができなかったという井上さんからは「本作はネットワークモードが有料サービスになるので、自動引き落としにしておくと便利」、堀内さんからは「Gをプレーしている時は涙を流した。井上さんの(モンハン)教育が過酷過ぎて…(笑)。モンハンを先輩とやるときは『忍耐』ですよ!」とユーザーに向けてアドバイスした。
4人のトークの後、購入待ちの来店客とともにカウントダウンがスタート。9時30分頃、販売開始となった。前日から秋葉原入りし、5時過ぎから並び出したという行列先頭の男性は「待ちに待っていた。今日はこのまま寝ないでやる!休むときは倒れるとき(笑)」と嬉しそうな表情を見せていた。
「モンスターハンター3( トライ)」は、「モンスターハンター」シリーズで培ったノウハウを活かし、新アイデアを取り込んだ最新作。モンスターの生態をよりリアルに表現し、水中での狩猟が可能となるなど、これまでのシリーズ以上に世界観の広がりを追求しているという。また、Wiiの通信機能を活かしたオンラインプレーに加え、オフラインモードでも画面分割で2 人協力プレーが楽しめる闘技場モードにより、据置機としての「モンスターハンター」の魅力を付加。サードパーティーのWii向けタイトルとしては、国内で初のミリオン(初回出荷本数100万本)を突破。この結果、シリーズ累計出荷本数も1,000 万本を達成する予定だという。