秋葉原でケバブショップを展開する「スターケバブ」にキャラクターが登場した。
作画を手掛けたのは、「萌え寺」と話題の了法寺(八王子市)の「萌え看板」イラストも担当したとろ美さん。同店からとろ美さんに「色気のない感じ、かつ、スターケバブはトルコ人オーナー、トルコ人スタッフが運営する店であることから、中近東っぽい感じで…」とオーダーした。
出来上がったキャラクターは、アラビアンナイトのお姫様風の女の子とドネルケバブ肉をデフォルメしたもので、店名(スターケバブ)にちなみ星マークも随所に散りばめた。「イメージを希望以上にくみ取ってもらえた。大変満足」と同店。正式名称やキャラクター設定などは特に設けておらず、同店ブログでは「けばぶたんとでも呼んでください」とコメントしている。
キャラクター誕生経緯について、同店広報担当者は「新聞で了法寺のイラストを見て、『かわいいし完成度が高い』と思い、ちょっとしたネタになれば…と依頼した。ちょうど秋葉原のさまざまなPCショップでも独自の萌えキャラが話題になっていたので、しゃれのつもりで」と話す。「(スターケバブの)ツイッターとブログを秋葉原の情報を配信するサイトなどに早速取り上げてもらったため、スターケバブのブログや公式サイトがかつてないほどのアクセス数となり、今までスターケバブのことを知らなかった方にも見ていただいたのでは。なので、もうすでに目的は果たしたような感じ…」とも。
今後の展開については、「実際に、イラストは1カットしかないため、グッズ展開はせず、ポイントカードにプリントするとか、せいぜいポストカードを作ってケバブ購入客に進呈するとか、その程度にしか考えていない」という。