秋葉原駅で「爆発物探知システム」実証試験-バックグラウンドデータ収集へ

画像=ウォークスルー型爆発物探知システム 実証試験のようす

画像=ウォークスルー型爆発物探知システム 実証試験のようす

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 JR秋葉原駅電気街口改札内イベントスペースで2月23日・24日、「ウォークスルー型爆発物探知システム」の実証試験が行われる。

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 同実証試験は、文部科学省の提案公募型研究開発事業「安全・安心科学技術プロジェクト」で開発を進めている日用品を原料とした手製爆発物探知装置「ウォークスルー型爆発物探知システム」(研究委託先=日立製作所)をテストするもの。

 装置の仕組みは、送気部から温風が送られ人体付近を通った空気を吸気部から吸引。同空気を検出部に送り、空気に含まれる化学物質の成分を調べ、手製爆発物に由来する信号が検出された場合にデータを記録。これにより、鉄道利用者が装置の前を通過する際に、手製爆発物の有無について探知する。スループットは毎時1,200人(応答時間3秒)。

 これまでに同社は羽田空港を始め3回実験を実施。4回目となる今回は、実際に秋葉原駅構内に「ウォークスルー型爆発物探知システム」を設置。爆発物を所持していない乗客から、誤って信号を得る「誤検出」を回避する手法を開発するため、実際に、駅利用客に同装置を通過してもらい、構内のバックグラウンドデータを収集する。

 実施時間は両日10時~17時。

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