秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会は3月4日から、秋葉原で「ユーザーの視点からの歩道整備のための歩行空間センシング技術の実証」プロジェクトを実施している。
秋葉原をフィールドとして、さまざまな先端技術の実証実験を行ってきた同協議会。今回の実証実験は、上智大学理工学部情報理工学科矢入研究室が実施する「歩行空間のセンシングとその可視化」プロジェクト。車いすユーザーの視点から、実際に歩行空間のセンシングを行い「通りやすさ・通り難さ」を客観的に可視化する技術を実証するというもの。
実験では、年齢や体の状態などさまざまな車いすユーザー協力の下、実際に秋葉原の歩道を車いすで走行。体に感じる衝撃や負荷をセンシング・可視化する。その上で、結果と、実際に車いすユーザーが感じた快適さ・不快さとを比較し今後のセンシング・可視化手法の改良に役立てる予定。
実施は3月12日まで。