新産業文化創出研究所(=ICIC、千代田区外神田1)は11月10日、先端ナレッジフィールド(秋葉原UDX4階)でイベント「アキバ3D宣言!3D Fair 2006」を開催する。
イベントは、日韓共同で両国の次世代3D産業・文化創出への取り組みを紹介するもの。立体映像の普及面で欧米との競争が厳しくなることを受け、日本と韓国が3Dコンテンツでアジアの拠点となるための構想や戦略を共有する場の提供を目的に開催する。内容は講演会と上映会、展示会で構成される。講演会ではクァンウン大学(韓国)のキムウンス教授や早稲田大学河合隆史助教授らが3D関連の動向について講演を行うほか、上映会ではアニメ「ふたりはプリキュア」や「NARUTO」など日韓3D作品を上映。展示会では3Dスキャニングシステムなどを展示する。開催時間は13時~17時。参加無料。
イベントについて担当者は「デジタルコンテンツのメッカである秋葉原から、新たな3Dのムーブメントを世界へ向けて発信したい」と話しており、今後も同様のイベントを継続的に開催していく予定だという。