凸版印刷(千代田区神田和泉町1)は12月22日、「メールに関する意識調査」結果を発表した。
携帯電話で撮った写真をフォトムービーにできる無料サイト「フォトロコ」を運営する同社は今回、20~39歳の未婚女性509人を対象に同調査を実施。調査結果は以下。
「メールをもらって嬉しいと思うのはどんな言葉か?」と聞いたところ、「ありがとう」(41%)が1位に。以下、2位が「好きだよ」(21%)、3位が「お疲れ様」(18%)が続いた。「今までもらったメールの中で、一番嬉しかったメール」については、「仕事を辞めたときに、先輩から『本当にあなたがいた事で助かっていた』という感謝のメールをもらった(27歳・IT)」などがあがり、相手からの感謝の気持ちが伝わるメールを嬉しいと感じる人が多いという。
次に、「口では伝えにくい言葉をメールに託したことは?」との問いには、71%が「ある」と回答。内容としては、「喧嘩して素直に謝れなかったとき(24歳・病院事務)」など、面と向かって伝えることが照れくさい言葉をメールで表現する人が多いほか、距離が近い相手への感謝の気持ちを答える人もいたという。
「メールで感謝の言葉を伝えるのが上手な人は、モテると思うか?」との質問には、89%が「思う」と回答。「自分だったら嬉しく、好意的な感情を抱くから(26歳・秘書)」などの理由があげられた。また、「恋愛において、どのようなメールを送ると有効か?」という質問でも、1位は「“ありがとう”など何気ない感謝の言葉を伝える」で32%。4位「“好きだよ”とストレートに伝える」(16%)に、2倍の差をつけて1位に。同社は「恋愛においては、ストレートな愛情表現より、感謝の言葉を伝えるほうが有効だと考える女性が多いようで、『ありがとう上手』は『恋愛上手』であるといえそう」と分析。また、「携帯メールの内容で、送り主の人柄がわかると思うか?」という質問には、93%が「思う」と回答。
加えて、「恋人から、どのようなメールをもらうと好印象に感じるか?」という質問では、1位「文字が多い」(38%)、2位「2人の共通の思い出がある写真・動画が添付されている」(26%)という結果に。「自分のために手間をかけてくれている様子が伝わると、女性は嬉しく感じるよう」とも。以降は、「絵文字が多い」(22%)、「絵文字が少ない」(22%)が同率で3位となり、男性の絵文字の使用については、女性の中でも好みがわかれるようだ。