NPO法人秋葉原観光推進協会(千代田区外神田1)は5月末から、「秋葉原おもてなしロゴ」とキャラクターのライセンスの提供を始めた。
2009年度から中小企業庁・JAPANブランド育成支援事業の採択を受けて始まった「秋葉原ならではの地域ブランドの創出」を目的とする同NPOの新規事業「秋葉原おもてなしプロジェクト」。秋葉原の電気店や、ポップカルチャー関連店、学術機関などが横断的に参加することができ、街のブランド力アップと地域の産業振興支援を目指すのが特徴。
中でも、安心・安全な商品や店舗の目安となる「秋葉原おもてなしロゴ」を設定し、秋葉原の電気店、免税店、土産物店、飲食店などで同マークの掲出を推進。さらに、同プロジェクトを紹介する案内役としてProduction I.G.制作の下、8人のオリジナルキャラクターを作成。秋葉原の街に仮想現実的に存在する「秋葉原インターナショナルスクール」で学園生活を送る様子を描いた小説をウェブなどで展開している。
今回、同NPOは「秋葉原おもてなしロゴ」とキャラクターのライセンスの提供を開始。公式キャラクターを活用した商品や、ビジネス展開を希望する企業と連携していく。
ライセンス料金は国内外への秋葉原ブランドのPR活動の資金に充てる予定。