「NINJA TOOLS」などを手掛けるサムライファクトリー(渋谷区)は8月19日、東日本大地震被災地への漫画・絵本の寄付に関する結果を発表した。
同社は今年4月1日~18日、アキバ・スクエア(秋葉原UDX2階)と同社本社への郵送を受け付け窓口として開設し、本棚に眠っている漫画・絵本を募り、被災地で暮らす子どもたちに届ける取り組みを実施した。
集まった漫画・絵本は同社が目標にしていた2万冊を超える70,530冊。非営利団体や被災地で活動している組織と連動し、被災地域の避難所、仮設住宅、仮設・移動図書館、学校などに寄付した。
今回の活動について同社柏木社長は「被災地にいる子どもたちに、震災後の不安を拭い、安らぎを少しでも感じてもらえるようなことを忍者ツールズのユーザーを軸に何かできないかと活動をスタートした」とし、「こんなに協力していただけるとは予想外だった。少しでも現地に笑顔が増えれば幸い。寄付してくださった方々と協力してくださった数々の団体に大変感謝している」と話している。