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宝島社「このライトノベルがすごい!」授賞式-プレゼンターに栗山千明さん

左から深沢さん、藍上さん、谷さん、栗山さん、遠藤さん、喜多さん

左から深沢さん、藍上さん、谷さん、栗山さん、遠藤さん、喜多さん

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 宝島社(千代田区)は9月13日、秋葉原UDXギャラリー(千代田区外神田4)で第2回「このライトノベルがすごい!」大賞授賞式を開催した。

特別選考委員の栗山千明さん

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 同賞は、2005年版から毎年刊行しているガイドブック「このライトノベルがすごい!」から生まれた新人賞。ガイドブックでは、編集部や「読み手のプロ」「販売のプロ」たちが「ホントに面白い作品」をランキング形式で紹介。そのランキング上位に入るような「本当に面白い作品」「新しい才能」を発掘し、世に送り出す事を目的に創設した。

 2回目を迎える今回の「このライトノベルがすごい!」大賞では、応募613作品の中から5点の受賞作が決定。大賞に「モテモテな僕は世界まで救っちゃうんだぜ(泣)」(谷春慶さん著)、栗山千明賞に「美少女を嫌いなこれだけの理由」(遠藤浅蜊さん著)、優秀賞に「僕と姉妹と幽霊(カノジョ)の約束(ルール)」(喜多南さん著)、「R.I.P. 天使は鏡と弾丸を抱く」(深沢仁さん著)、「ドS 魔女の×××」(藍上ゆうさん著)がラインアップする。

 同賞について同社編集2局第2編集部編集長は「応募作品数は前回に比べ減っているが、傾向としてライトノベル寄りの作品が増えてきた。読者にも認知されたと思う」とコメント。さらに「第1回目はライトノベルの賞なのに漫画エッセーだったり、国鉄鉄道員の話だったりとバラエティーに富んだ作品が混ざっていたが、2回目を迎え洗練された作品が集まってきた。その中からエッジが効いたものでありながらライトノベルらしく面白い5作品を選んだ。みなさんのご期待にそえる内容になっているのでは」と話す。

 さらに、特別選考委員で授賞式プレゼンテーターを務めた女優・栗山千明さんは「昨年の第1回目に続き、今回も特別選考委員として参加させていただき光栄に思う。今年も先取りしてみなさんの作品を読ませていただきうれしい。最近はライトノベルからアニメになるなど、大きな話題が生まれているので今回受賞した方々のこれからを楽しみにしている」と期待を寄せた。栗山千明さんの選評は同賞公式サイトで確認できる。

 同社は今月10日に大賞、栗山千明賞、優秀賞(1作品)を、10月8日に残る優秀賞2作品を刊行する。

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