サッポロライオン(中央区)が4月19日、「シーフードダイニング 留萌マルシェ」(千代田区外神田1)を出店した。場所は秋葉原駅前プラザビル5階。
2009年、北海道庁と道産食品・食材を通じた首都圏でのPRなどを目的とした「連携と協力に関する覚書」を締結し、首都圏店舗で道産食材を使用したメニューの導入をスタート。2011年からは飲食店も展開。北海道の食や観光のPRに力を入れている同社。
店名の「留萌」は道北の8つの市町村から構成される「留萌振興局」の南部に位置し、数の子の産地や、オリジナルパスタ「RuRu Rosso(ルルロッソ)」の商品化や、「日本一の落陽」と称される観光スポットとしても知られる市。
今回出店する同店は同市にフィーチャー。店舗規模は85.8坪で、席数は119席。同市公認飲食店として、留萌産のニシンやタコ、数の子、ホタテ、甘エビ、ななつぼし、「ルルロッソ」などワインやビールに合わせたシーフードメニューやパスタメニューも提供する。客単価は、昼=900円、夜=3,500円。
留萌の観光名所を紹介するポスターなども店内に掲示し、「留萌のアンテナショップ」として飲食店経営を通じて留萌の食ブランドや観光を首都圏でアピールする。
営業時間は、平日・土曜=11時30分~14時30分・17時~23時、金曜・祝前日=11時30分~14時30分・17時~23時30分、日曜・祝日=11時30分~14時30分・17時~22時。