コトブキヤ秋葉原館(千代田区外神田1)などを展開する壽屋(立川市)は4月下旬、「日本刀箸 新選組」シリーズを発売した。
同社が手がける造型箸シリーズ最新作の同商品。「新選組」浪士たちの刀をイメージしているのが特徴で、実存する刀や史実に基づいてデザインした。
種類は「近藤勇」「土方歳三」「沖田総司」「斎藤一」の4種がラインアップ。
「近藤勇」は彼が愛用した刀「虎徹」を再現。鍔部分は「龍の鍔」を好んだと伝えられる一説から「龍のすかし」を採用。新選組の局長らしく輝かしい金と幕府に懸けた情熱をイメージした朱色で塗装する。「土方歳三」は愛刀「和泉守兼定」をイメージ。鍔は、鉄地木瓜形に土方が好んだ梅の花を一輪彫ったものを使うほか、「和泉守兼定」の色味を可能な限り箸で再現する。「沖田総司」は愛刀「加州清光」をイメージ。鍔部分は角型を、色は深緑に金をチョイス。ポイントに赤を用いる。「斎藤一」は愛刀「鬼神丸国重」をモチーフにし、十字透かし鍔を採用。色は濃紺と黒で塗装。ポイントに紫色を添える。それぞれ「誠」を印刷した箸置きが付属する。
サイズは230ミリで、価格は各1,050円。