秋葉原のメードカフェ「JAM Akihbara」(千代田区外神田3)が7月14日、再オープンした。
メードカフェの黎明(れいめい)期である2004年に開業した同店。派手な演出よりもフードとドリンク、心からのもてなしに重きを置いた営業を武器に多くのファンを獲得していたが、今年6月17日に閉店した。
「閉店にあたり多くのお客さま、報道関係者から温かい言葉を頂いたことをうれしく思いつつも、寂しさとこれまでのご愛顧を思うにあたり、当店従業員の有志が集まり何らかのかたちでの再出発ができないかと努力を続けてきた」(同店)と前置き、「女性ばかりの有志にとって初めての事ばかりだったが、心からの気持ちだけを頼りに再開を願う日々を過ごした」。その後、再オープンすることを決めたという。
再オープンにあたり、変更したのはオーナーのみ。全席50席で無線LAN完備。禁煙席・喫煙席を分け、電源が使える席も用意する。提供メニューは、「妖精さんの萌(も)え萌えオムライス」(1,200円、ケッチャップでのお絵描きサービスあり)、カレーライス、パスタ、ハンバーグほか食事各種(950円~)、ブレンドコーヒー(450円)、ポットティー各種(550円)、ハイネケン(600円)など。既存の同店ファンには「変わらぬ場」を、新規来店客には「秋葉原での落ち着いた時間」を提供していく。
営業時間は17時~23時。