ファッションブランド「KEITA MARUYAMA」デザイナー・丸山敬太さんが、秋葉原のメードカフェ「@ほぉ~むカフェ」(千代田区外神田1)のメード服をデザイン。8月28日、関係者向けに披露した。
同カフェは2004年8月、秋葉原に1号店を出店。翌2005年12月には、「萌え~」でユーキャン新語、流行語大賞 2005トップテン受賞。昨年11月には来店者数200万人を突破した。さらに今年は、サイバーエージェントが運営する仮想空間「アメーバピグ」へ仮想店舗を出店し、プロデュースアイテムも販売している。
今回、パリコレ参加などの実績を持つ丸山さんとコラボレート。丸山さんが同店の新メード服のデザインを手掛けた。
丸山さんによると、同店のメード服のイメージカラーである優しいブラウンとピンクをベースに、メード服に対するファンタジー感を、天使の羽のようなエプロンのフリルやふんわりと結んだリボン、自由にデコレーションできるハート形のカチューシャなどで表現するほか、「プロにしか出せない」立体的なフリルのカッティングも盛り込み、美しいシルエットにもこだわったという。
丸山さんは「もともとの制服もクオリティーが高く、どうしたらバージョンアップしていけるだろうとメードたちといろいろ話をして、着る人たちがハッピーになることを目標にした」とコメント。「デザイン面で苦労することはなく、実際メードカフェを事前に体験し、アゲアゲだった。こっぱずかしいが、楽しいので(満足度を)保証します」とも。
今後、「@ほぉ~むカフェ」5店舗で11月ごろからメード180人が新メード服を身に着ける予定。