コトブキヤ秋葉原館(千代田区外神田1)で11月10日から、「言吹展~壽屋60周年記念~」が開催される。
壽屋(立川市)は1947(昭和22)年、玩具店として立川に開業し、1953(昭和28)年に会社設立。1989(昭和64)年には完全可動式のモデルキットを自社商品として発売。モデルメーカーとして注目を集めたほか、1995(平成7)年のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」ブーム時には、キャラクターである「綾波レイ」「エヴァンゲリオン初号機」を立体化。フィギュアブームの火付け役となる。以降、新規トイブランドを設立しソフトビニールやPVC製スタチューの商品を展開しているほか、ルーカスフィルム社やワーナーブラザーズ社などから版権を取得し、映画、ゲーム、アニメとより幅広いジャンルの製品を手掛けている。
同展は、今期で創立60周年を迎えるのを記念して、60年の歴史を振り返る回顧展。年表をたどりつつ、玩具店からプラモデル・フィギュア・雑貨メーカーへと成長を遂げた同社の歴史を約100点の商品や今では入手困難となった貴重な資料と共に振り返る。
来場者には「コトブキヤの歴史帳(仮)」を進呈する。
開催時間は10時~20時(金曜・土曜は21時まで)。入場無料。今月18日まで。