カカクコム(文京区)は同社が運営する価格比較サイト「価格.com」で展開する秋葉原情報サイト「アキバ総研」を1月10日、全面リニューアルした。
同サイトは、秋葉原のPCパーツショップの店頭情報をメーンに取り扱う情報サイトとして2002年からサービスを提供してきたが、秋葉原が電気街のイメージから「オタク文化」の中心地として注目を浴びる街に変化している昨今の状況に対応すべく、今回全面リニューアルに至った。
リニューアルポイントはPCパーツ、ホビー、店舗・お買い得情報、イベント・はみだし情報、コスプレ、グルメの合計6ジャンルを設けたほか、ショップの位置が確認できるGoogle Map APIを採用した「アキバMAP」の搭載や、「ソーシャルブックマーク」への登録機能対応など。また、個人ブログとの連携強化を図り、ユーザーが秋葉原に関する広範囲な情報収集を楽に行えるようになるトラックバックの受け付けも始まった。
リニューアルを行うことでこれまでのPCパーツ中心の記事から「アキバ文化」全般を取材し、「アキバの今がわかる情報サイト」を目指す同サイト。以前の月間平均ユニークユーザー数は約50万人で、リニューアル後は倍の100万人を目指すという。