カプセルホテル「安心お宿秋葉原店」（千代田区外神田1）が4月30日、開業した。場所は、万世橋交差点近くの「パセラリゾーツAKIBAマルチエンターテインメント」向かい。

　「カラオケパセラ」などを展開するニュートン（新宿区）グループのサンザ（同）が経営する。「進化系カプセルホテル」をうたう同ホテルのフロアは地下1階～地上7階で、構成は地下1階＝温浴施設、1階＝フロント、2階＝カフェ・ネットコーナー、3～7階＝客室。男性のみ利用できる。

　館内はリゾートをイメージした内装でラグジュアリー感を演出。風呂は、シャワーコーナー、ジェットバス、ミストサウナを完備する。カフェ・ネットコーナー「仮眠カフェ」では、マッサージチェアやWi-Fiを導入したオープンスペース、PC・ネット環境を備えた半個室（10室）のほか、フリードリンク制のドリンクバーなども利用可能。

　カプセルホテルでは「日本初」（同社）というシモンズ社製寝具と特注マットレスを使ったカプセルの広さは、通常のカプセルの1.2倍（同社）。各ルームには19インチワイドのテレビモニターなどを用意する。客室入室はハンドリストのバーコード（電気錠）式、貴重品ボックスは静脈認証式を採用するなどセキュリティー面にも力を入れたという。

　利用料金は、スタンダートコース＝4,980円（15時～翌12時）ほか。癒しの湯＝980円～、仮眠カフェ＝580円～（単体での利用も可能）。