旧秋葉原ラジオストアー1階に9月12日、秋葉原情報センター「Assemblage(アセンブラージュ)」(千代田区外神田1)がオープンした。
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Akiba.TVの旅行ブランド「Akiba Deep Travel」が手がける同センター。電子工作教室などの催事やはんだづけ工作など「秋葉原ならではのものづくり」を体験できるほか、秋葉原に関するフリーペーパーやチラシなども設置する。
電子工作教室は不定期開催で、参加費は1,000円~3,000円程度(講座ごとに料金が異なる)。はんだづけ体験は毎日受付。15分で完成する初心者向けキットも用意する。参加費は500円~1500円。催事がない場合は、はんだづけなどの工作スペースとして開放。秋葉原で購入したケーブルや電子部品などをその場で組み立てて持ち帰ることができる。利用料金は平日=1時間200円、休日=1時間250円ほか。
さらに、土産コーナーも展開。同センターが高架下部品街にあることから、電子部品や基板をモチーフにした雑貨、電子工作を趣味とする人々が作ったオリジナル電子工作キット、ワークショップ講師の作品、Akiba Deep Travelのオリジナルグッズ(シール、バッジ、はんだづけ練習基板)などを販売する。
同センター開設について、同社槇野汐莉さんは「昨年11月に旧ラジオストアーが閉館した後、秋葉原駅前商店街振興組合がJRに交渉を継続して行った結果、9月から来年1月末までの期間限定で旧ラジオストアーの場所を同組合で借りることができるようになった」と前置き、「私が前職で秋葉原ものづくりMAPの地図デザインを担当させていただいたことや、組合の工作教室に通っていること、Akiba.TV営業所がラジオセンター内に入居していることなどから、弊社が催事スペースにコンシェルジュとして常駐させていただくことになった」と話している。
「戦後から続く歴史ある部品街という空間のなかで『電気街』 秋葉原の魅力をご来訪のお客さまにご紹介しながら、部品店の方と電子工作・ものづくりを趣味とする方々が交流できる空間にしていければ」とも。
営業時間は10時~18時。