デジタルハリウッド大学(千代田区外神田1)で2月13日、外国人観光客向けに「秋葉原英語ツアー・体験講座」が開催された。
同ツアー・講座は、国土交通省が2007年度のビジット・ジャパン・キャンペーン中核事業の一環として実施している外国人旅行者を迎える強化月間「Yokoso! Japan Weeks 2007」に合わせて行われたもの。
同ツアー・講座には約10名の外国人観光客が参加、ツアーは2チームに分かれ同校生徒の引率でキャンパスであるダイビルを出発した。初めに訪れたのはラジオ会館4階海洋堂のホビーロビー東京。あいにくの臨時休業というハプニングに見舞われたが、参加者は同店店頭にあるショーケース内のホビー商品を興味深げにのぞいていた。
以降は街に繰り出し、ツクモロボット王国やラオックスのThe Mac Store店頭でショップの説明を行ったほか、チチブデンキではおでん缶を紹介。中央通りを歩く参加者らは秋葉原の街の雰囲気を満喫しているようだった。最後にはUDXに移動し、アニメセンターとアキバ3Dスタジオを見学した。
ツアーに参加したトルコ出身の男性は秋葉原とツアーについて「すごく気に入った。中でも電化製品の豊富さが魅力だった。ツアーもすごく良かった」と話していた。ツアー後はダイビル7階のキャンパスに移りアニメ「名探偵コナン」プロデューサー諏訪道彦さんによる講演と、CGアニメーション制作体験も。
同校ではツアー・体験講座について「日本のアニメやコンテンツの中心地となる電気街だけではない新しい秋葉原の魅力を伝え、地域の活性化に貢献することが目的」と話しており、今後、同様のツアーを2月20日にも開催する。