ブラザー工業(愛知県名古屋市)が11月26日・27日、UDXギャラリー(千代田区外神田4)でイベント「いま蘇る、TAKERU伝説 ~レトロPCゲームと語る30周年~」を開く。
「TAKERU」はブラザー工業が開発したパソコンソフト自動販売機。フロッピーディスクにパソコンソフトをダウンロードすることができるのが特徴で、インターネットが一般家庭に普及し始める約10年前の1986(昭和61)年にサービスを開始。その後、全国に300台設置されるが、Windows 95の登場でインターネットが一般に広まり、1997年に惜しまれつつサービスを終了した。
今回、「TAKERU」の発売から30年を迎えるのを記念して同イベントを開催。TAKERUの開発者・安友雄一さんをはじめ当時のPCゲーム雑誌編集者などのトークステージのほか、オールドPCやレトロゲームの体験コーナーを設置。以下を出展する。
オールドPC=PC-8801MKIISR、シャープX1 turboZ、富士通FM-7、MSX2+、NEC PC-9801、PC-9801VM/UV、シャープX68000XVI、富士通FM TOWNS UX20、NEC PC-88VA、富士通FM77AV。
ゲーム=イースIII/PC-88mkIISR版、ぷよぷよ、ザース/FM-7版、シルフィード/FM77AV版、ダイナソア/FM-TOWNS版、太陽の神殿/X1turbo版。26日のみ=テグザー、ソーサリアン、アレスタ、ファランクス。27日のみ=ファイアーフォーク、レリクス/PC-98版、タケル伝説/MSX版、ジェノサイド/X68000版。
開催時間は、26日=12時~18時、27日=11時~17時。入場無料。