グッドスマイルカンパニー(千代田区外神田3)が11月30日、スマートフォン向けRPG「グランドサマナーズ」の配信を始める。開発はNextNinja(品川区)。監修はアイディス(渋谷区)。
創業15周年を迎えたフィギュア・玩具の企画・制作・製造・販売などを手掛けるグッドスマイルカンパニーのスマートフォン向けゲーム初参入タイトル。監修のアイディス早貸久敏社長は、2001年からモバイル向けゲームの開発に従事し、2013年には総監督として「ブレイブ フロンティア」を生み出した。その後、「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」にも携わり、今年1月に独立。アイディスを設立した。
音楽は上松範康さん(Elements Garden)が担当するほか、声優には柿原徹也さん、後藤沙緒里さん、日野聡さんらを起用する。
当初、今春の配信を予定していたが、7月末へと変更。7月中旬には「開発の最終段階の検証において重篤な不具合が確認された」(ゼネラルマネジャー岩佐厳太郎さん)ことからさらに延期。今回の配信開始に至る。事前登録者数は30万人を突破したという。
ゲームは、かつて八大種族を巻き込む大戦の舞台となったが、現在は五大国によって統べられ、平穏の時代を過ごしていた「ラクトヘルム」が舞台。ある日突然、古の大戦で封印された魔族が復活し、人族の領域への侵攻を開始。五大国は精鋭部隊による「魔族討伐隊」を結成する一方、イスリーダ帝国の冒険者ギルドの新米冒険者・レイアスは訓練で訪れた地で、魔獣に襲われる記憶喪失の少女・イリスを助ける。この少女の記憶を求めて旅が始まる。
ゲームは最大4人で同時にクエストに挑戦でき、ユーザーは1人1体キャラクターを持ち寄って遊ぶことができる。
基本プレー無料。対応OSはiOS、Android。