女性専用カフェ「乙女のティールーム スウィートトリップ」(千代田区外神田5)が9月2日で閉店を迎える。
同店のオープンは今年1月。「女性同士の気安さや華やかさを楽しんでほしい」という同店オーナーの思いから「女性専用」カフェという新たな切り口がオープン前から話題を呼び、アキバ経済新聞では各種サイトやブログからリンクが張られアクセス数が増加。2006年末のPVランキングで1位を獲得した。
「昭和初期の日本人が考えた洋館」をコンセプトにした同店店内では、ドリンクメニューやカフェメニューを提供するほか、各種イベントや男性と一緒に入店できる「感謝デー」などを実施。来店客は同店の固定ファンが1日の半分を占めていたという。SNSも開設しておりSNS内で知り合った者が同店で顔を合わせ友人関係へと発展する展開があったとも。
同店オーナーは閉店理由について「店舗の規模が大き過ぎたのが一番の要因」と話しているほか、「店の手応えはあったので、誰かにこの店の意思を継いでもらいたいと思うが、なかなか厳しいと思う」とコメント。今後については「ビジネスパートナーを見つけて、この場所を維持し、不定期で開店するなど新しい店として再スタートを切りたい思いもある」と複雑な胸のうちを語った。
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