割烹百珍(愛知県豊川市)は12月12日、三月兎(千代田区外神田3)などで総菜「戦え!お惣菜たんズ」の販売を開始した。
同商品は、同社が手がける「萌え系加工食品(おそうざい)」の第2弾となるもので、第1弾は、漬物「ちょろぎ」を「萌え系」パッケージに封入した商品「ちょろぎたん」を昨年、リリースした。
今回の「戦え!お惣菜たんズ」は、「萌え系メカ少女」をテーマにしたイラストレーター重戦車工房さんの「メカ少女」を描いたパッケージに総菜を封入するのが特徴。商品は3種あり、「炸裂!! カリーれんこんGTX」=厚切りにしたれんこんをカレースパイスで炒めたカリーれんこん、「疾風!! 畑の焼肉 99式」=焼肉風に味付けした大豆のたんぱく質を肉のように加工したもの、「閃光!! 明太えりんぎZ」=魚卵とともに明太風の味付けにしたエリンギ。内容量はそれぞれ130グラムで、販売価格は630円。
「オリジナル」にこだわり「商品コンセプトはあくまでも『Exception-one』」だと話す同社広報担当者は、同シリーズについて「1年に1~2回くらいは、売り切り限定でお馬鹿な商品作っても許してもらえるかなという思いを込めてリリースしている。だが、さすがに2回続けて赤字はまずいかなと。黒字化しないと第3シーズンのリリースが…(苦笑)」と、この商品の動向を見守る。
パッケージについては「『この人は良いなあ』と思ったイラストレーターの方に、とんでもないテーマでイメージを作ってもらうのは、企画側としてワクワクする。イラストレーター側からすれば『食品のパッケージを作ってほしい』と依頼が来て、ふたを開けてみたら『お総菜をメカ少女のパッケージで』といった要望だったりするので、さぞかしびっくりするのでは(笑)」とコメント。
今後については「黒字化して将来的には、いつかオリジナルフィギュア付きを出したい」という。
「戦え!お惣菜たんズ」パッケージイメージと特典のカード(関連画像)アキバ土産商品に「萌えたてパン」と「萌えたんルーレット」(アキバ経済新聞)割烹百珍