TX秋葉原駅直結の大型複合ビル、阪急電鉄が概要明らかに

画像=外観イメージ

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 阪急電鉄(大阪市)は1月17日、つくばエクスプレス秋葉原駅につながる出入り口を含む用地で建設中の大型複合ビルに、商業施設「AKIBA TOLIM(アキバ トリム)」とホテル「レム」をオープンすることを明らかにした。

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 同社は現在、つくばエクスプレス秋葉原駅(神田佐久間町1)第1出入口を含む1,600平米の土地に、地下2階~地上18階、延床面積=14,700平米の駅施設と一体になった複合ビルを建設中で、今回発表となった「AKIBA TOLIM(アキバ トリム)」は同ビルのうち地上6階~地下1階の商業施設部を指す。地下1階部分=つくばエクスプレス秋葉原駅と、地上6階部分=新業態ホテル「レム」のフロント階を直結する。

 秋葉原のオフィスワーカーをメーンターゲットにする同商業施設には、同社の直営店「ブックファースト」をはじめインテリア関連の物販店や飲食店など18テナントが出店する。テナントは以下の通り。地下1階=KYOSHO AKIHABARA、1階=mochi cream、三井住友銀行、生活彩家、スターバックスコーヒー、2階=31アイスクリーム、ミニプラ、メーカーズシャツ鎌倉、レッグナビ、カフェブラウナー、3階=無印良品、4階=ブックファースト、5階=焼肉トラジ、ペッシェドーロ、築地すし好、いちゃりば えん、82 ALE HOUSE、6階=響。「オフィスワーカーや駅利用者が集う感度ある施設」を目指し、4月17日のオープンを予定する。

 「TOLIM」の語源はフランス語で「あなたの」を意味する「Ton」と、「手足」を意味する「Limb」を組み合わせた造語。メーンターゲットの「手足のように」日常的に利用してもらえる利便性高い施設であることを表す。また、「OL」は「オフィスレディ」を意味し、施設近辺で働く女性も利用できる高感度な施設を目標に掲げる。

 一方の「レム」は阪急ホテルマネジメント(大阪市)が手がける新コンセプトの「宿泊主体型」ホテル。今回の出店は昨年11月開業の1号店「レム日比谷」に続く2号店となる。「レム」はホテルの基本機能である「快眠」をコンセプトとし、オリジナルベッドや32インチ液晶テレビ、マッサージチェアを導入するほか、シャワーブース内には疲れを癒すレインシャワーを採用し、快眠につながるくつろぎの時間を提供する。客室数は合計260室で、シングル(=14.34平方メートル)=225室、ツイン(22.95 平方メートル)=35室。価格は、シングル=13,500円~、ツイン(2人料金)=23,000円。

阪急電鉄、TX秋葉原駅に地上18階の大型複合ビル(アキバ経済新聞)阪急電鉄

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