PCパーツショップ「高速電脳」(千代田区外神田1)が1月31日、事実上倒産した。
代理人弁護士の話によると負債額は約2億円。通信販売による注文品の発送に関しては、同30日に同弁護士が同社に足を運んだ際、梱包作業をしているところを見ており、「同社社長からは注文品は全部発送したと聞いている」(同弁護士)という。
倒産に関しては、「同社の社長も今回の倒産にあぜんとしており、倒産に関する手続きなどに必要な情報をまとめるのには少々時間がかかるだろう」(同)と話している。
「高速電脳」は、1997年に設立したPCパーツ、ケース、周辺機器や同社オリジナルPCなどを取り扱うパーツショップ。神田明神下交差点に位置するビルの2階で店舗営業を行っていたほか、ウェブショップも展開し、新商品の入荷の早さやオリジナリティーのある品ぞろえで好評を得ていた。