MCJパートナーズの連結子会社であるエイアンドティー(千代田区岩本町2)は3月27日、ライコスジャパンとの間でライコスジャパン(千代田区)が運営するコミュニケーションポータルサイト「Cafesta(カフェスタ)」事業を譲り受ける契約を締結した。
カフェスタは2002年7月に開設された、現在約177万人の登録ユーザーを保持するコミュニケーションポータルサイト。友人・知人を招待してインターネット上にオリジナルのコミュニティーを構築したり、アバターを作成し公開することで同一の趣味を持つ仮想空間内のユーザーと容易に情報交換・情報共有などを行うことができる。
今回の譲受により、エイアンドティーはライコスジャパンからカフェスタ事業のすべてを承継し、サイトの拡充によって引き続きユーザー数の増加や知名度の向上に努める。併せて、MCJグループ製品のPR機能やアフィリエイト機能などを複合的に兼ね備えたグループマルチポータルサイトの構築を目指す。
MCJは、契約締結に至った背景について、「これまでPCの製造・販売などハードウェア製品をメーンに取り扱う企業を対象にグループ化を進めてきたが、『総合IT企業グループ』としての企業価値や収益率の向上を目指すためには、ソフトウェア側面からのアプローチによるグループ機能の強化(EC、広告、システム開発などの共有や一元管理)が必要不可欠」とコメントしている。
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