特集 2011.03.01

「情熱に満ちた街・秋葉原」－Alice Nineドラム・Naoさんインタビュー（後編）

■ヲタ話はヲタ友と秋葉原で

－アニソンの話が出ましたが、アニメ、パソコン、ゲーム、コスプレ、アイドルなどなど、色んなジャンルがあるかと思いますが、Naoさんはどこに一番興味があるんですか？

Nao　そうですね、どれも好きですよ！コスプレは、コミケとかでレーヤさんを見るのが好きです。新しい自分にかける情熱が伝わりますよね。コスプレを楽しんでいる気持ちが伝わってくると、なぜかこっちも嬉しくなります（笑）。

－Naoさん自身はコスプレをしないんですか？

Nao　ファンクラブの企画などでいつかしてみたいとは思っていますが、なかなか…。ただ、普段の自分たちも衣装を着て、一応小奇麗にしていたりするので、そういう面では感覚的にコスプレに近いのかもしれませんね。

－アニメは見ていますか？

Nao　今年に入ってからは、あまり見ることができていないのですが、去年はかなり見ていましたよ。「デュラララ！！」、「RAINBOW 二舎六房の七人」、「とらドラ！」、「マクロスF」、「ガンダム00」、「荒川アンダーザブリッジ」、「Angel Beats!」などなど。バンドつながりで言うと、「けいおん！！」も見ていました。自分がバンドをやり始めた頃を思い出しました。「こういうのあるある」って（笑）。そうそう、ライブを聴きましたが、りっちゃんのなかの人、ドラムうまいですよねー！でも、キャラでいうと唯派ですね。

－りっちゃん…。

Nao　それにしても、アニメって、子どもの頃は何も考えないで見ていましたが、今、改めて見てみると、実はすごく深いことを伝えているんだなっていうのがわかりますよね。ガンダムもただのロボットアニメじゃなくて、人間の汚さ、戦争の愚かさとか重いテーマが盛り込まれていますもんね。ただ、最近は恋愛要素が入ったアニメをよく見ています。「マクロスF」とか。あれも、サブタイトルが「超銀河ラブストーリー」ですよ！？「ロボットじゃないんだ」と（笑）。正統派だと「君に届け」とか。恋愛する上で必要な気遣いとか、優しさとか、自分にないものに気付かされて「はっ！！」とさせてもらえるんですよ。女の子の気持ちがわからないので、「なるほど。こういうふうに考えているのか」という視点で見るとおもしろいですよね。たまに、「女の人って怖い…」って思ったりもしますけど（笑）。

－最近は、ゲームをやらないんですか？ハードは何を持っていますか？

Nao　ハードは、ニンテンドーDS、PSP、PS3。ただ、最近は全然やってないです。先日、「モンスターハンターポータブル 3rd」が出ましたが、今回はやらないでおこうと思っています。「2nd G」はプレーしていたんですが、ハマっちゃって寝る時間がなくなってしまったという苦い経験がありまして（笑）。廃人になちゃう！まだ仕事は失いたくないので、今回はスルーしています（苦笑）。あ、でも「逆転検事2」はちょっと気になっていて、買おうかどうしようか迷っています。

－秋葉原もアニメも、パソコンもお好きなのに、ブログではそこらへんに触れていないですよね。ヲタは恥ずかしいと思っていますか？

Nao　とんでもないです！読者さん、皆、わからないだろうなーと思って（笑）。コアな話はヲタ友達とすればいいかなと。とりあえず秋葉原に集合して、お酒を飲みながら「とらドラ！」談義したり。やっぱりヲタ話は秋葉原じゃないとスイッチが入らないんですよ（笑）。

■DTM、声優,etc－広がるNaoさんの

－さてさて、本業（Alice Nine）の話に戻りますが、2月9日にニューアルバムが発売されたそうで。仕上がりはいかがですか？

Nao　いい出来ですよ！

－Alice Nineの楽曲を聞いたことがない人にオススメの曲はどれですか？

Nao　全部です！と言いたいところですが、それだと入りづらいですよね（笑）。Alice Nineの楽曲って比較的アニソンっぽいんですよ。「遊☆戯☆王5D's」などアニメとタイアップさせて頂いたり、MADの楽曲として使っても違和感ないし。「ビジュアル系の曲」だと思うと、手にとって聞いてみることに抵抗があるかもしれませんが、アニソンという側面で見てもらうと、意外と入りやすいかもしれません。アニソンもビジュアル系バンドも、日本発というところでお互い影響を受け合っているような気もしますし。是非、一度、聞いてみてもらいたいですね！

－今後の予定や夢をお聞かせください。

Nao　Alice Nineの活動としては、ツアーとDVDの発売が控えています。個人的な夢は、打ち込みだけで音楽制作に挑戦してみたいですね。ボーカロイドも楽しそうですし。僕たちが音楽を作る場合、（楽器を弾けるため）どうしても生で弾いて制作してしまうので、未だ触ったことないんですよ。あとは、僕ってこういう人間なので、声優にも興味あります。バンドだけに限らず、もっと幅広い視野で活動を展開していけたらなと思っています。