秋葉原に本社を置き、ドライバー派遣業などを手がけるプラウド(千代田区神田佐久間河岸)本社を9月12日、「ホメパト」が訪れた。
ホメパトは首都高の事故を減らすプロジェクト「東京スマートドライバー」が展開する、ほめることで事故削減を目指すキャンペーン「ホメドライブ」の3つの計画のうちの一つ。NISSAN GT-Rに特別ペイントを施しているのが特徴で、通常は、ホメドライブの象徴として首都高を巡回している。世界で1台の同車。1日に100万台が走る首都高速で発見できる確率は100万分の1ということから、「目撃すると幸せになる」という説も。
当日、ホメパトが同社ビル前に現れると、突然の登場に足を止める通行人や手持ちの携帯電話で写メールを撮影する若者など、道行く人の注目を集めていた。
ホメパト訪問の経緯について、同社広報担当者は「昨年11月30日、東京スマートドライバーが新聞に掲載した一遍の詩に感動したことから、同活動に興味を持ち、周知活動に参加させていただいていることが訪問のきっかけ。今までの『マナーの悪いドライバーを一方的に取り締まる』というマイナスの考えではなく、『マナーの良いドライバーを、みんなでほめる』というプラスの考えにも共感する」と話す。「当社訪問を通じて、当社のスタッフだけでなく、多くの人に同活動を知ってもらえたら」とも。
同社では引き続き、「ホメドライブ」周知活動を通して東京スマートドライバーへの協力を続ける。