新日本未来学会(江東区)は11月22日、秋葉原コンベンションホールのカンファレンスフロア(秋葉原ダイビル5階)でシンポジウム「アキハバラという未来 ~未来学パラダイムの再構築~」を開催する。
同シンポジウムは「アキハバラと未来」をテーマに、基調講演とパネルディスカッションを交えて行うもの。
基調講演は、「趣都の誕生-萌える都市アキハバラ-」の著者、森川嘉一郎さんが登壇。パネルディスカッションは秋葉原でガイドを行っているパトリック・ガルバレスさんらが「『未来』の変容 ~現実から虚構へ」と「『趣都アキハバラ』と未来社会」の2つをテーマに行う。
森川さんが展開する「テクノロジー信仰に支えられた『希望の未来』は大阪万博で終わり、それ以降現実に絶望した科学少年たちは、SFやアニメなどの虚構世界に未来を求め始めた」という持論を第1の論点に置く。また、森川さんの持論「趣都アキハバラ」やマンガなどのサブカルチャーを第2の論点に置き、討論を行う予定。
開催時間は13時30分~16時45分。入場無料。定員は先着110人。