アキバの老舗喫茶「古炉奈」が業態変更-「欧風ギルドレストラン」として再始動

画像=「欧風ギルドレストラン『ザ・グランヴァニア』」外観

画像=「欧風ギルドレストラン『ザ・グランヴァニア』」外観

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 マルマツ産業(千代田区外神田1)は7月24日、JR秋葉原駅電気街口近くの「炭火珈琲庵『古炉奈(ころな)』」跡に「欧風ギルドレストラン『ザ・グランヴァニア』」をオープンした。

ザ・グランヴァニア店内

 同社は、同所で電気店として展開していた松波無線の本部が移転した1966(昭和41)年、喫茶店を開店。当時の秋葉原の販売員たちのたまり場として同喫茶店は「コロナ」の愛称で親しまれていた。その後、家電の街からオーディオの街へと姿を変えた秋葉原の街に対応するため改装し、「炭火珈琲庵『古炉奈』」として1989(平成元)年10月31日にリニューアルし約20年間、同店を営んできたが今年6月に閉店。「ザ・グランヴァニア」としてのリニューアルオープンに向けて準備を進めていた。

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 今回、リニューアルオープンした「欧風ギルドレストラン『ザ・グランヴァニア』」は、中世ヨーロッパの世界観をコンセプトにした欧風レストラン。プロデュースは、7年前から秋葉原の店を手掛けてきて同店で8店舗目だという野間さんが行った。野間さんは、同社松波社長から「愛される店でありたい」という依頼を受けて、「喫茶タイム」と「酒場タイム」を分けたほか、「一般向け飲食店」と「アキバ系飲食店」のテイストを混ぜたという。

 リニューアルの具体的内容は、厨房設備を大幅に強化したことからメニューを充実。黒色と白色をメーンにしたモノトーンカラーの制服を身に着けた女性スタッフが給仕する同店では、ドリンク125種、フード80種の提供に加え、「古炉奈珈琲」「古炉奈水出し珈琲」(各限定10杯)、「古炉奈ケーキ」などかつてのメニューも残す。「冒険モード」と「ノーマルモード」から選択できる会員カードも導入した。テーブル席は65席、カウンターは5席で計70席を設ける。

 リニューアルオープンについて、同社松波雅治社長は「時代が変遷すると街に来る人も変わってくる。若い層を取り入れるため今回の改装に踏み切った。しかし、50%以上は従来のお客さま。変化する街の中で『常にお客様に愛される』をキーワードに展開していければ…」と意気込み語る。

 営業時間は、喫茶タイム=10時~18時(ランチタイムは12時~14時)、酒場タイム=18時~23時(7月31日からは金曜・土曜は18時~4時30分を予定)。

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