秋葉原で直営店を展開するマウスコンピューター(台東区)は2月24日、iiyama製産業用15型、17型、19型タッチパネル液晶ディスプレーを発売することを発表した。
同商品は、指や、手袋、タッチペンなどでも操作することができる5線式抵抗膜方式タッチパネルを採用した液晶ディスプレー。設置環境に合わせて角度調整ができるワイドレンジチルトスタンドを実装するほか、重厚なスタンドによりタッチを押した時の不安定感をなくし、強度と安定性を向上した。
加えて、ディスプレー本体のフロントベゼル正面は、ホコリや水滴に強い「IPX1規格(水の垂直滴下に対する保護の規格)」に適合。医療環境や工場環境下などにも用途が広がるという。タッチパネルの通信方式はRS-232CとUSBの両方をサポートするコンボタイプを標準搭載。使用するパソコンに左右されることなく、ドライバーをインストールすることでタッチパネルの使用環境が構築できるという。
用途として同社は、スーパー、コンビニ、ドラックストアなどの店舗用店頭端末、書店・金融・交通・外食・官公庁・公共施設の受付や検索用端末、工場などの生産ライン管理端末などの分野での活用を視野に入れている。
カラーバリエーションは、ピュアホワイトとマーベルブラックの2色。ドライバはWindows XP、Vista、7に対応。出荷時期は、15型(ProLite T1531SR-W1/B1)、19型(ProLite T1931SR-W1/B1)=6月上旬、17型(ProLite T1731SR-W1/B1)=2月末。価格はオープン価格。