10月22日、東京アニメセンター」(秋葉原UDX4階)で「秋葉原エンタまつり2006」の一環としてイベント「やわらか戦車がアキバに退却っ!オフ会」が開催された。
「やわらか戦車」はネットアニメ投稿閲覧サイト「livedoor ネットアニメ」で配信しているラレコさん作のフラッシュアニメ。ブログなどを介し口コミで話題になり、「日本のメディア芸術100選」にも選ばれた。白い饅頭のようなフォルムにキャタピラが付随する戦車を模したキャラクターが特徴。
イベントは若者層を中心に観客が集まり、冒頭で同アニメの第1話を放映後、ラレコさんからのメッセージを紹介。「ウェブでひっそりと始まった『退却』の波がアキバを占拠するまでになった。ここまで来たのも皆さんのおかげ」という挨拶文が読み上げられた後、同アニメの版権管理などを行うファンワークス(渋谷区)の高山社長が登場しトークを展開した。また、同アニメのグッズの企画・販売を手掛ける通称「やわらか連合軍」に属す6社の担当者が壇上で新グッズの紹介を行った後じゃんけん大会なども開催。
イベント終盤では今週公開予定の第8話も放映され、映像を観た来場者からは笑いが起きていた。
「やわらか連合軍」はライブドア(港区)とファンワークスが版権元となり同アニメの商品化を目的に10社以上の企業と結成したもの。同組織では2006年8月から年末にかけて40種以上のキャラクターグッズの発売を予定しているほか、2006年度の関連商品の売り上げ見込みを10億円としている。