山崎製パン(千代田区岩本町3)は9月1日から、「吉野家牛肉まん」の販売を開始する。
山崎製パン「シロールちゃん・クロールちゃん」が携帯ストラップに
中華まん市場は、暖冬や残暑の影響で、ここ数年は横ばい状況が続いているが、スーパーなどの量販店では、内食化により値頃感のある袋物製品の販売が増加。コンビニエンスストアの加温販売商品では、「本物感」のある高価格帯商品が支持される傾向にあるほか、各チェーンが多様な具材を包んだ中華まんの開発、発売に取り組んでおり、バラエティー化が一層進んでいるという同社。
今回は、牛丼チェーンの吉野家と共同開発の下、同商品をリリース。客のニーズの多様化に対応し具材のバラエティー化を図りたい山崎製パンと、日頃店舗に来店する機会の少ない主婦層や子どもにも吉野家の味を知ってもらいたい吉野家が、約1年をかけて同商品を開発。
吉野家の牛丼の味を再現するため、吉野家の秘伝のたれを使い牛肉とたまねぎを柔らかく煮込んだ具材を、山崎製パンの独自技術により、「しっとりとやわらかく」仕上げた生地で包んだのが特徴。
価格はオープン価格。