秋葉原で直営店やショールームを展開する壽屋(立川市)は9月25日、単行本「ヲ乙女図鑑」を発売する。
「1980年代に生れた『おたく』。さまざまな意味が加わり、現在では『ヲタク』に変化。いつの間にか男性だけの領域ではなくなっていた」と同社担当者。「マイナスイメージをもたれることが多かった当初に比べると、今ではカルチャー的要素を持つ趣味人の範囲として使われているなど、世間への浸透が進み、一般的に『かわいい』といわれる女子がアニメや漫画、ゲーム、コスプレにはまり、ヲタクを公言するようになった」と続ける。
同社は今回、さまざまな「カルチャーヲタク」の女性を「ヲ乙女(をとめ)」と命名。ゲーム、アニメ、BLのほか、歴史、鉄道、ミリタリーなど各分野の「ヲ乙女」総勢29人の過去の話などを「生の声」で紹介する。
価格は1,890円。