秋葉原で「KONDO ROBOSPOT」(千代田区外神田3)などを展開する近藤科学(荒川区)は12月中旬、「KHR-3HV BLACK LIMITED」を発売することを明らかにした。
2004年、二足歩行組み立てロボットキット「KHR-1」を発売した同社。2006年には、低価格化と動作性を向上した後継機「KHR-2HV」をリリース。昨年6月からはシリーズ新製品となる「KHR-3HV」を展開している。
「KHR-3HV」は従来の機種と比べて身長が最も高い一方で、横幅は既存商品とほとんど変わらないのが特徴。このほか、新開発のサーボモーターを使用して外装をスマート化。これにより、より自由な外装デザインを施すことができる。軸構成については、自由度を追加する拡張性を考慮。製品標準では17軸の自由度だが、ダミーサーボをサーボに交換することで22軸まで増設可能に。耐久性と組み立てやすさを両立させるほか、各パーツの汎用性を確保して設計した。パーツの一部は従来機種に使用することもできるという。
今回、「KHR-3HV」のブラックカラーバージョンを100台限定で生産。アルミフレームのシルバーアルマイトをブラックに変更したほか、グレーの樹脂パーツもブラックに変更し、全身を黒く引き締めた。同時にKHR-3HVで使用しているグレーの樹脂パーツをブラックで成型したパーツセットも販売する。
参考価格は11万9,700円。